オゾン層、2066年についに完全復旧見込み。地球レベルの大きな問題は長期的な思考で徐々に。
【オゾン層、2066年までに完全復旧する見込み】
https://www.gizmodo.jp/2023/01/ozone-layer-full-recovery.html
・国連環境計画は、2066年までに、オゾン層は1980年の水準に戻るとの予測を発表
・太陽からの有害な紫外線を吸収して、地球の生態系を保護してくれるオゾン層。1970年代、フロンガスなどの化学物質によって破壊されていることが発見され、1980年代に南極上空でオゾンの層が薄くなり、穴(ホール)のように見える、オゾンホールが確認
・2018年末に発表された評価で、全廃されたはずのフロン(CFC-11)が、中国東部から放出量の増加が確認
・その後、中国国内で規制され、世界の年間フロンの排出量は、2018年から2019年の間で、年間70ギガグラム以上から50ギガグラム未満に急減
・このまま計画通りに進捗すれば、2066年までには南極上空を含む全世界のオゾン層は1980年以前の水準に回復すると評価
・フロンやその他の化学物質の排出も抑制することは地球温暖化対策の有効な手段であると指摘
以上、記事引用参考
大きな問題ほど長期的な視点や思考で徐々に。
小さい頃から聞かされていた、オゾン層破壊の話。ついに、2066年までにオゾン層は完全復旧する見込みです。
地球レベルの危機を回避、回復させた例って、これ以外にそんなにないのではないでしょうか。
そう考えると、なんだか感慨深いものがあります。
1970年頃にフロンガスをバンバン出していた当時の人類は、こんなこと(オゾン層破壊)になるとは思っていなかったわけですから、
今の時代を生きる私たちも、気づかないところで、負の遺産を作りだしている可能性はありますよね。
そう考えると、謙虚な気持ちになったりもします。
【早ければ「たった1年」で自然分解されるプラスチック代替材料が、土や海の微生物からつくられた】
https://wired.jp/article/wired-impact-shellworks-biodegradable-plastic/
温暖化問題、ゴミ問題など、地球レベルの問題はまだまだたくさんありますが、上記のような「分解されるプラスチック」も生み出されようとしています。
こういうのは正の遺産とも言うべきでしょうか。
今の時代の負の遺産と正の遺産で、また未来ができあがっていくわけです。その繰り返しですね。
小さな問題はすぐ解決したりしますが、
やはり、地球レベルの大きな問題の解決には長い時間がかかります。
そういうことを前提に、長期的な視点で、
これまでの答え合わせと、未来に向けての負の遺産、正の遺産をじっくりと考えながら動いていかないといけないと思います。
2066年のオゾン層回復の記事を読んで、強く、そんなことを感じたのでした。(問題発生時の1970年から100年近くだもんね)
そうそう、話は少し変わりますが、
最近、世間を賑わせている、ルフィ事件や回転寿司事件。過ちを犯した若者たちは、考えがあまりに短絡的だなと思いました。
若者全員がそうだとは思いませんが、地球レベルの大きな問題をこれからも解決していくためにも、こらからの世代の人たちには、是非、長期的で、奥行のある思考をして欲しいと願っております。
私も気をつけます。
ではでは
2066年。43年後かあ。地球レベルの問題の解決や答え合わせは本当に時間がかかりますねえ。