記憶をそのままに、やさしさもそのままに。
言わずもがな、今日で東日本大震災から2年が経ちます。
長い2年?あっという間の2年?
被災地の映像を見ると甦るものがありますし、記憶そのものがまだまだ生々しく、鮮明であると思います。
しかし人間の記憶は薄れて行きます。
2004.10.23 新潟県中越地震
1995.1.17 阪神淡路大震災
どちらも強烈な地震でした。東日本大震災が起こる時、果たして私たちはどれだけの危機感をその時持っていただろうかと考えさせられます。
少し話は変わりますが、「(過去の)恋愛において男性は名前をつけて保存、女性は上書き保存」とはよく言われていますね。
【記憶の消し方】
というものがあったので、ちょっとご紹介
●上書きする
上で言う女性の恋愛もそうなのかもしれませんが、大切な情報がどんどん入ることで、前の記憶を消してしまう現象です。この現象を「干渉」と言うらしい。(テスト勉強中に恋人から電話があって、今までの暗記物が飛んでしまうとかとか笑)
●ボケる
●休憩をとらない
脳は休むからこそ、記憶などを定着させるわけですからね。
●動機を曖昧にする
●緊張する
●意味を見出さずにする
●一回限りを続ける
東日本大震災から2年。水をお風呂にためなくなったこと、食料の備蓄がされなくなったこと、などなど、そんなことを考えると、震災の記憶や危機感は薄れていないかと自問してしまいます。
当たり前のことですが、やはり、忘れてはならない。
上の記憶の消し方から考えれば、震災の記憶を薄れさせないために、
●上書きをする→本当に大切なもの(情報)は何かしっかり考える●ボケる→ボケてたまるか!笑 ●休憩をとらない→長丁場ですから、適度に休みをとりながら行きましょう。●動機を曖昧にする→動機、つまりは決意、気持ちを曖昧にしちゃならない。●緊張する→緊張しててどうする笑。●意味を見出さずにする→意味を見出そう。●一回限りを続ける→継続は力なり。
こじつけですけど、こういうことなのではないでしょうか。(被災地の皆様もそうじゃない皆様も)
○○は忘れた頃にやってくる、とはよく言ったものですが、逆に言えば、忘れなければやってこない、言い換えれば、忘れていなければやってこないくらいのものにできるという発想。
悲しみは継続している、だから、応援も継続していく。
ではでは
はやくすべての涙や汗が虹になりますように。そのためには注がれる光が必要ですよね。