トランプ氏、大統領就任。初日に署名した大統領令一覧。今後の世界について思うこと。
【トランプ新大統領始動 大統領令次々署名 パリ協定離脱など】
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250120/k10014698441000.html
・アメリカのトランプ新大統領は、就任初日から地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」から離脱する大統領令や、不法移民の入国の阻止に向けた非常事態宣言などの文書に次々と署名
以上、記事引用
良くも悪くもトランプ大統領を中心に破壊と再生が行われる?
トランプ大統領が就任し、多くの大統領令に署名したことが話題になっています。
ただ、私が目にするのものの多くは、主なものを報じるばかりですね。そこでは、私はトランプ大統領が署名した大統領令一覧を知りたいと思いました。
そこで、全部ではないかもしれませんが、トランプ大統領が初日に署名したものをほぼ網羅した?記事を見つけたのでピックアップ。
以下、記事から引用
<初日に署名した大統領令>
・バイデン前政権の78の大統領令の撤回
・言論の自由の回復と政府による検閲の廃止
・”政府の武器かを終わらせる”
・パリ協定からの離脱
・”TikTok禁止法”の75日間の執行を猶予
・WHOからの脱退
・連邦政府職員の説明責任の回復
・選挙妨害や機密情報の不適切な開示に対する前政権高官の責任追及
・アメリカの領土を守る軍の役割の明確化
・グリーン・ニューディール政策の終了とEVの義務化の撤廃など
・移民の受け入れプログラムの見直し
・出生地主義を見直し
・国境管理の厳格化
・”死刑制度の復活”と公共の安全の保護
・国家エネルギー緊急事態の宣言
・アメリカの対外援助の見直し
・アメリカ国民を侵略から守る
・アラスカの資源開発規制の撤廃
・外国のテロリストや安全保障上の脅威からアメリカを守る
・国務長官主導の”アメリカ第一主義”
・”政府効率化省”の設置
・政府が認める性別は男性と女性の2つの性のみ
・「多様性」や「公平性」などを意味する政府の行き過ぎたDEIプログラムを廃止
・連邦政府職員の雇用プロセスの見直し
・麻薬カルテルを外国テロ組織に指定
・「メキシコ湾」を「アメリカ湾」に北アメリカ大陸最高峰の山「デナリ」を「マッキンリー」に名称変更
<大統領令以外で署名した主な文書>
・就任式の日には国旗を掲揚する
・政府職員の在宅勤務を終了し、職場で働くことを要請
・連邦政府職員の採用凍結
・2021年1月に連邦議会に乱入した事件に関与した人たちに恩赦や減刑
・南部の国境の非常事態を宣言
・“アメリカ第1主義”の貿易政策
・風力発電のプロジェクトに対するリースの停止
以下の記事は分野ごとにまとめられてて見やすいですね。
内容が重複しますが、こちらも引用しておきます。
【『随時更新』トランプ氏が大統領令に続々署名 一目でわかる政策一覧】
https://www.asahi.com/articles/AST1L1T17T1LUHBI009M.html
〈移民問題と国境管理〉
・メキシコとの国境に国家非常事態を宣言
・国境に軍隊を派遣し、壁を追加建設
・メキシコとの国境を越えて来る難民申請者の入国を一時停止
・国内生まれの子に自動的に米国籍を与えるルールの見直し
・麻薬カルテルを外国テロ組織に指定
・難民受け入れプログラムの原則一時停止
〈エネルギー〉
・エネルギー非常事態を宣言
・電気自動車(EV)の普及策の撤廃
・液化天然ガス(LNG)の新規輸出許可の審査再開
・米沿岸部の新たな石油・ガス掘削を禁じた前政権の覚書を取り消し
・アラスカのLNGを優先的に開発
・エネルギー開発を阻害する各省庁の規制の見直し
〈連邦政府の改革〉
・人員削減計画ができるまで、政府職員の新規採用の凍結(軍などを除く)
・政府職員のリモートワークを原則終了
・「政府効率化省」の新設
〈多様性〉
・男性と女性という二つの性のみを認める
・政府の「DEI」(多様性・公平性・包摂性)の取り組み終了
〈TikTok〉
・サービス提供の禁止を75日間猶予
〈国際関係〉
・世界保健機関(WHO)から脱退
・「パリ協定」からの離脱
〈関税〉
・関税を徴収する「外国歳入庁」の設立の可能性を調査
・中国人に付与された米国の特許や著作権、商標などの状況を調査
〈その他〉
・連邦議会襲撃事件をめぐって約1500人を恩赦
・アラスカ州の北米最高峰デナリを旧称のマッキンリーに戻す
・メキシコ湾を「アメリカ湾」に改称
引用ばかりになってしまい、すみません。
色々と意見を述べたい項目はありますが、(それらをすべて書いてたら、話が終わらなくなりますね)
トランプ大統領の件を見てて、私が一番に思ったことは、
国のトップが変わる度に、国の政策や方針が大転換してたら、世界全体としては約束事もでできないし、信頼も積み上げられないってこと。
でも、これはあくまで選挙でトップを決める、民主主義でのお話です。
一方、中国やロシア(ロシアも選挙はやっているけどね)など、国のトップが長いこと変わらない国の存在感はどんどん強まっているようにも見えます。
だからといって、共産主義や独裁国家の方がいいと言うわけではありません。
ただ、民主主義とは?民主主義のあり方とは?という根本部分が、今、現在、問われている局面のように私は思います。
歴代の大統領で最高齢の78歳での就任となったトランプ氏。
言わずもがな、任期を終える4年後、どうなっているのかは未知数です。
4年後、別の人が大統領になったら、また方向転換するのでしょうか?
ただ、
大した大改革も行われず、ここまで来てしまった日本(日本人)からすると、トランプ氏が行う大改革や大転換が、少し羨ましくも映るのが正直なところです。
とにもかくにも、
今後の4年間は、良くも悪くも、トランプ大統領は世界を振り回すのでしょう。変革や破壊が起きるのでしょう。そして、結果として、再生も起きることも希望的観測として予想しています。
そんな、変革、破壊、再生の波を日本はうまく利用をしていって欲しいと切に願います。
ではでは
ちょっとした裏話ですが、一年前くらいから、仮想通貨で政治献金を集めていたトランプ大統領ですから、それらがゴミにならないように、政策を打つのでは?という話もあります。さあ、どうなるでしょうか。ちなみに、銘柄はビットコイン、イーサリアム、ソラナ、ドージコイン、シバイヌ(SHIB)、XRP、USDCなど。
作曲家によるYouTube channel「GATA+MUSIC」
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