人間の老化は44歳頃と60歳頃に劇的に進むという研究。老化スピードは直線ではなく階段?
【人間の老化は「44歳頃」と「60歳頃」の2回に分けて劇的に進むと判明】
https://gigazine.net/news/20240815-human-age-dramatically-in-two-bursts/
・スタンフォード大学の研究チームが、「人間は一定の割合で徐々に老いるのではなく、人生で急激に老化が進むポイントが2回存在する」という研究結果を発表
・参加者は1~7年間にわたり、数カ月ごとに血液・便・皮膚・口腔・鼻腔のサンプルを提供。研究チームは提供されたサンプルから13万5000種類のRNAやタンパク質、代謝物、細菌、ウイルス、真菌などを分析し、これらの分子や微生物の量がどのように変化するかを追跡
・顕著な変化は44歳頃と60歳頃に集中して起こることが判明
・44歳頃ではカフェイン、アルコール、脂質の代謝や心血管疾患に関連する分子の量に大きな変化が見られたとのこと。また、60歳頃には免疫、炭水化物代謝、腎機能に関わる分子の量に変化が現れた。さらに、皮膚や筋肉の加齢に関連する分子については、44歳頃と60歳頃の両方で変化が観察された
以上、記事引用参考
老化スピードは直線ではなく階段??
上の記事を読んで、過去に書いた以下のブログのことを思い出しました。
【老化の速度は「34歳・60歳・78歳」の3段階で加速シフトチェンジしていく(研究結果)】
https://amimako.com/health-aging-age-shit-change-study/
これもスタンフォード大学のものですが、この研究では、
老化の速度には「34歳・60歳・78歳」の3段階のシフトチェンジがあることが判明しています。
この研究では、血中の老化に関するタンパク質について調べていた結果ですが、
今回の上の研究では、血液以外に、便・皮膚・口腔・鼻腔など、多数の要素を調べていますから、そういう点で、今回の研究の方が信頼性が高いかもしれませんね。
44歳頃と60歳頃に老化が劇的に進む
老化が加速するというか、ガクッとくる感じでしょうか^^;
ちょうど私も44歳頃にあたる年齢です。
研究データ通りということなのかどうかわかりませんが、半年前から原因不明の肩痛に悩まされています。
いわゆる四十肩というやつですね。。
病院で診てもらっても、骨も筋肉や腱にも特に異常なし。長時間デスクワークや筋力低下、悪い姿勢のせいで、筋肉や腱のズレが起きているかも?という曖昧な診断結果。。
こういう原因がよくわからない肩痛は40代以降によくあるケースのようです。
そんなこんなで、自分で肩痛について色々調べていて、おもしろいなと思った情報がありまして、
大昔、四足歩行だった人間が、二足歩行になったはいいものを、体の骨格、特に肩の関節の進化が追いついていないという話。
昔は手をついて歩いていたのに、今は腕という重りを常にぶら下げている状態。そりゃあ、肩にも負担がかかって、肩を痛めやすいという話。(腰痛でも似たような話がありますよね)
そんな情報を目にした私は、
肩痛を感じながら、「ああ、人間の体はまだまだ進化の途中なんだな」と思うのでした。
とはいえ、体の進化のスピードは仕方ないとしても、
頭、思考の進化は自分の力で進めることはできると思うので、意識していきたいとも、私は思うのでした。
情報や知識のアップデートもそのひとつです。
改めて、
老化が加速する年齢は、「34歳・60歳・78歳」→「44歳頃・60歳頃」
というアップデートもいいですが、
2つの研究内容を合わせて、
老化が加速する年齢は「34歳・44歳頃・60歳頃・78歳」
というように知識をアップデートしておいた方がいいかもしれません。
どちらの研究でも、共通して指摘されている60歳が、老化において特に注意したい年齢かもしれません。
その年齢(60歳)に向けて、出来る限りの対策を講じておきたいと強く思う、肩痛持ちの私なのでした。
ではでは
体は気づきや学びで、すぐ変えられませんが、思考は気づきや学びで、すぐに変えることができます。進化させることができます。