皮膚の怪我をした直後は、人生で初めて食べる食品は食べない方がいい?アレルギー対策。
【皮膚をケガした直後に食べたものはアレルギーになりやすい可能性】
https://gigazine.net/news/20250420-skin-food-allergies/
・イェール大学医学部が主導した皮膚と食物アレルギーに関する研究によって、食べたことのない食品を初めて口にするとき、皮膚に新しい切り傷などがあると食品に対するアレルギーを発症する可能性が高くなることが示された
・皮膚に損傷を受けた直後に新しい食品を腸内に入れられたマウスは、その食品に対してアレルギー反応を起こすことが発見された
・皮膚を損傷した直後に食品を摂取すると、皮膚の損傷に反応した信号が、「今体に入った食品が問題」として認識されてしまう。研究者らはこれを「遠隔プライミング」と呼んでいる
・皮膚の損傷と食物アレルギーの関連が観察されたのはマウスだけであり、人間でも同様に確認されるかは不明
以上、記事引用、参考。
新たなアレルギー要因??間接的要因の大切さ
あくまで、マウスでの実験結果なので、これが人間にも適用されるかはまだわかりませんが、とても興味深いですね。
ただ、人間にも適用されると仮定すると、
そうやって、子どもたちのアレルギー体質が生まれていくと考えることもできるのかもしれません。
だって、子どもたちはよくケガをするし、その時期に初めて食べる食品も多いでしょうから。
一方、大人もたまにケガをしますが、初めて食べる食品に出会うことはほとんどないので、そこまで気にする必要はないでしょう。
ただ、大人であっても、もしも皮膚のケガをしている時に、人生で初めての食品が出てきたら、アレルギー対策として、食べない方が無難かもしれませんね。
まあ、これはあくまで、上記の研究結果が人間にも適用されると仮定した場合の話ではありますが。
上記の研究によれば、ケガをした時、それを治すための防御反応(抗体)ができて、その時に初食品を食べちゃうと、その初食品とその防御反応が結びついちゃうみたいです。(この理解で合っているかな?)
つまり、ケガが原因の炎症反応なのに、初食品が原因の炎症反応だと、体が勘違いしちゃうってこと。
これは、体が「〇〇のつもりになる」みたいな現象ですよね。
似たような現象を私はいくつか思いつきました。
紫外線が眼球に入ることで、体が紫外線を浴びたつもりになって、肌にシミを生成させる話や、
人の悪口を言っていても、脳は主語の区分けがないから、自分が悪口を言われている反応をしてしまう話や、
梅干しを見ただけで唾液が出てくる話もそうです。
このように、
人間の体(脳)って、「大まかに結び付けて、〇〇したつもりになる」ことが多いんですよね。
そう考えると、
私たちは直接的要因だけではなく、それと結びつきうる間接的要因も考慮しながら、生活することが結構、大事なのかもしれません。
そして、その間接的要因のほとんどは知ろうとしないと知れない情報です。
間接的要因で地味に差が出てきてしまうかもしれないので、そのためのアンテナは張っておきたいですね。
私もなるべくアンテナを張って、今後もブログで書いていきたいと思います。
以上、上記の研究の話から、また思考を拡大し、巡らせてみました。
ではでは
人間の体って本当に面白いです。精密なようで大雑把?いや、機能の境界線がないだけなのかもしれません。(全部が連携)
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