ミュージシャンもそうじゃない人も耳は命。
【ロック難聴】 【ヘッドホン難聴】
大音量による耳の細胞障害。(感音難聴)
コンサートの大音響の中にいたり、ヘッドホンで大音量で聴き続けることで、耳に負担がかかり、耳鳴りがしたり聴こえなくなったりします。
音が聞こえる仕組みは、耳の奥の蝸牛という渦巻状の器官にある有毛細胞が、先端に生えた毛の振動で音を感知し、その情報を脳に伝えるというものになっています。大きな音で有毛細胞に障害が起きることがあるということです。
基本的には、自然に治るのを待つしかないようです。一時的な症状であれば、耳を休ませればたいてい治るそうですが、大音量が習慣化し、難聴が慢性化した状態になると、大変です。有毛細胞はいったん破壊されると修復力がないので、機能が回復しないとのことです。つまりは、なにより大事なのは予防ということです。若い時に負荷をかけ続けていると歳をとってから難聴になりやすいとの話も。。
予防のために、コンサートではスピーカーのそばを避けたり、時々休憩したりすることが大事とのこと。
ヘッドホンやイヤホンは、オープンエア型であれば、静かな場所でヘッドホンをしていていも周囲の音が聞こえる程度。クローズド型であれば、片側を耳から外して周囲の音と同程度の音量に設定するのが目安とのこと。
上記のことを踏まえると、私、かなり、耳に負荷をかけ続けていることになります。。
ミックス時はかなり大音量で長時間聴き続けています。。やばいですね…。
音量を下げたり、耳を休ませたり、音楽を長く楽しむためにも、気をつけなければと思わせる、ロック難聴の記事なのでした。
ちなみに、耳を健康のためには、90デシベル以下を目安としているようです。
デシベルの値の目安
120デシベル 飛行機のエンジン近く
110デシベル 自動車の警笛(前方2m)
100デシベル 電車が通る時のガード下
90デシベル 犬の鳴き声(正面5m)/騒々しい工場の中/カラオケ(店内客席中央)
80デシベル 地下鉄の車内/電車の車内/ピアノ(正面1m)
70デシベル 騒々しい事務所の中/騒々しい街頭
60デシベル 静かな乗用車/普通の会話
50デシベル 静かな事務所/クーラー(屋外機始動時)
40デシベル 市内の深夜/図書館/静かな住宅の昼
30デシベル 郊外の深夜/ささやき声
20デシベル 木の葉のふれあう音/置時計の秒針の音(前方1m)
とりあえず、耳の健康のために、正面から犬に吠えられてみますか^^それを基準しよう。
ではでは
私の愛用ヘッドホンのaudio-technica ATH-AD10(生産終了)とSHURE SRH840
ATH-AD10なんて、10時間以上普通につけっぱなしの時があります。(耳のまわりが痛くなってくる)
ヘッドホンのパッドの部分も私の輪郭に変形^^
音量と使用時間(休憩)とか、よくよく考えを改めよう。