大人にも適用できる?子どものためにならない5つのNGな褒め方
【子供のためにならない!5つのNGな褒め方とは?】
https://news.nifty.com/article/item/neta/12101-24648/
子どものためとは書いてますが、大人にも適用できるのではないかと思いました。(気持ちが子どものまま大人になった人も多いですから。私も?^^;)
【5つのNGな褒め方】
・曖昧に褒める
(心に届かないし、自分のことを本当にちゃんと見てくれているか不安になる)
確かに、具体的に褒められた方が嬉しいですし、自分のことをちゃんと見てくれている感じがします。
・結果や才能を褒める
(コントロールのできないこともある結果や才能を褒めるのではなく、やり抜くことや努力を褒めるべき)
これは本当にそう思います。結果だけ褒めていると、変な結果主義に陥り、結果が出ないと極端に落ち込んだりと、不安定になります。また、才能ばかり褒めるのも良くないです。その悪い典型が、「あなたはやればできる」です。こればかり言っていると、本人はやらないまま、「私はやればできるはず」と思いながら、何もやらないという最悪の状態に陥ることがあります。やはり、結果や才能ばかり褒めるのではなく、やり抜くことや努力することを褒めるということは本当に重要だと思います。(別の言い方をすれば、行動することやプロセスを褒める、とも言えるかも)
・簡単過ぎることを褒める
(自分にはこれぐらいしかできないのかと思ってしまう。ナルシストを生む危険性も)
褒める行為って、相手を評価していることでもあります。相手に対する期待値が高いか低いかで褒める基準も叱る基準も変わってきます。高すぎる期待値で叱られるのも嫌ですが、低すぎる期待値で褒められるのも嫌ですよね。
・既に好きでやる気に溢れていることを褒める
(褒められることが続くと自発的な情熱や興味が消えてしまうという研究結果も)
「自発的なやる気」が「褒められるためのやる気に」に変わってしまうという指摘は本当にそうかもしれません。いくら本人が頑張っていても、褒めるのもほどほどが一番ってことですね。
・他人と比較して褒める
(勝ち続けることなんてまず無理なので、勝ち負けで褒めてたら、負けた時点でやる気をなくす)
他人と比較して良いことってほとんどないですよね。(何かの基準にはなると思うけど)記事にもあるように、他人との比較ではなく、過去の自分との比較なら意味があると思います。
以上、いかがでしたでしょうか。大人の世界でも十分適用できる内容だと思いませんか?
誰かを褒める時、上記の5点に気をつけることはもちろんですが、褒められる時も、この視点があると、ちょっとした俯瞰の視点で相手(上司とか?)を見ることができて面白いかもしれませんね。(褒められる=評価されているという立場なのに、俯瞰してしまう。笑)
お互いに気持ちよく褒め、褒められていきましょう。
ではでは
ちなみに、ネズミを調教する時、最も効果的な学習方法は、「報酬のみ」>「報酬と罰のコンビネーション」>「罰のみ」という順になるそうです。このことから、人間の育児も「褒める」>「アメとムチ」>「叱る」が良いという報告があります。どうなんでしょうね?ムチはともかく、褒めるだけじゃダメだと私は考えますが。