なぜ人は長時間働いてしまうのか。労働時間と満足度の怖い関係。

なぜ人は働きすぎる?労働時間と満足度の怖い関係
http://style.nikkei.com/article/DGXMZO03007990R30C16A5000000

 

ブラック企業の中で働かざるえないような環境なら、仕方ないとしても(仕方なくないけどね)、そうではないのに、自ら進んで長時間労働をしてしまうケースがあります。日本人は特にそういうケース、素質があるような気がするのは私だけでしょうか。^^;(実際、世界的に見ても日本人の労働時間はトップクラスだからね。。)

なんで長時間働いてしまうのか。4年間の分析の結果、以下のことがわかったそうです。

 

労働時間が長くなるほど、仕事満足度が増す傾向がある
具体的には、週当たりの労働時間が55時間を超えると、仕事満足度が上昇していく

 

つまり、長い時間働くと、やった気になってしまうのです。。(わかる気がする^^;)

 

長時間労働によって仕事満足度は高まるが、メンタルヘルスは逆に悪化していく傾向があるという指摘もこわいですね。。

 

ほんと、長けりゃいいってもんじゃないんですよね。わかりやすい例を挙げると、ダラダラとただ長いだけの会議とかですかね。^^;

 

私も長い時間の作業で満足感を得ることはよくあるので、そんなに人のことは言えないです。「こんなに長い時間粘って、考え抜いた曲だからいいでしょ!」という感じで自分を言い聞かせるように満足感を得ることはよくあります。^^;

 

 



 

 

でもですね、、

 

大事なのは働いた時間、活動した時間の長さではないんですよね。大事なのは結果、成果。私の場合なら、「良い音楽をどれだけ作り出せたか」という点に満足するかどうかの視点を持っていかないといけないのです。(長い時間かけて作った曲だからと満足してはいけない)会議なら、大事なのは会議の長さではなく、会議でどういう成果や意義のある答えを導き出したかですよね。

 

上でも書いたように、日本人の労働時間の長さはトップクラスです。(最近のデータでは日本は21位の労働時間ですが、日本の会社がその数字をどこまで正直に申請しているかが疑わしいです。。)

 

違う見方をすれば、生産効率が悪いとも言えます。

 

長時間の労働、作業、会議、議会、会合、打ち合わせなどなど、
そこに結果や成果が伴わない限り、満足してはいけません。もしも、満足してしまっているのなら、それは上で言っているような作用が働いているだけの、「まやかしの満足感」かもしれません。

 

個人、チーム、組織、会社、政治、国レベルでも、この辺を気をつけながら活動していきたいですし、していって欲しいですね。

 

ではでは

 

 

昔、外国人と仕事をしたことがあるのですが、外国人は遅刻はするくせに(笑)、終わりの時間をしっかり意識して働いているのがとても印象的でした。日本人は逆ですよね。スタートの時間はきっかりなのに、終わる時間は曖昧。。遅刻するのはいかがなものですが、終わりの時間をしっかり決めて、意識して何かに取り組むという姿勢は見習わないといけないかもしれません。(ダラダラはダメ)

 

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