大物は高額納税者でもあるのです。(感覚的に忘れがちですが)

日本ハムのダルビッシュ投手は年俸、6000万円増の3億3000万円プラス出来高払いだそうで。。すごいですね。。プロ野球選手の年俸交渉が行われていますが、気になるのが、あれだけの額をもらう方々の実際の手取り。
わかりやすく年俸1億円の選手で考えると
何も対策をとらなければ、所得税40%+住民税10%で5000万円が差し引かれ手取り半分の5000万円というところでしょうか?

 

ただ、何も対策をとらなければと言ったところがみそで、、
プロ野球選手の年俸は、所得税法上、事業所得に該当するようで。
サラリーマンの給与所得とは異なります。
収入金額から概算経費としての所得控除額を控除した額が所得金額となるわけです。

 

 



 

 

サラリーマンのように、給与収入1,000万円超の場合、
「給与収入×5%+170万円」しか所得控除がありませんし
税率は33%もしくは40%となり、相当高いです。

 

一方、プロ野球選手の事業所得の場合、
収入金額から必要経費を控除した額が所得金額となります。

 

必要経費に認められる項目として

・マネージャーの給与、法定福利費
・旅費交通費
・通信費
・接待交際費
・損害保険料
・消耗品費

などがあります。

 

これだけあれば、給与所得の所得控除よりも多額の控除が可能になります。
なので、上記のように半分まるまる持ってかれるということはないでしょう。
しかし、いくら節税対策をしても4割くらいは持っていかれていると考えてもいいかもしれませんね。
サラリーマンの生涯年収が2億円くらい、、年俸が2億の野球選手もざらにいますが、累進課税の所得税を考えると、同じ2億でも、分割で収入を得るサラリーマンの方が税で持ってかれる分は少ないので、お得かもしれませんね。
という考えもありかと思います^^
途方もないお金の話でした。年末ジャンボ当たらないかなぁ・・。(買ってないけど)

 

ではでは。

 

 

私:「人の話聞いてますか?」
アミ:「よ~わからんの。」
未納税者のアミちんでした。

 

 

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