「AI×音楽」の現在地。AIが即興演奏もできるようになってきた。

【AIの普及で音楽業界は今後どうなる?「AI×ピアノ」から予測する】
https://realsound.jp/tech/2022/09/post-1119726.html

 

・ワシントン大学の研究チームが開発した『Audeo』は、ピアノを弾いている映像から音楽を再現する技術。具体的にはピアノを演奏している映像を鍵盤の上から撮影し、どの鍵盤がどのタイミングで押されているのかを解析するアルゴリズム。ピアノ以外に、ギターやバイオリンといった弦楽器やトランペットといった管楽器の音で出力することもできる

・YAMAHAによって開発された『Duet with YOO』というピアノ。人間とAIの連弾”を可能にした技術。人がピアノを弾くと、その演奏に合わせてピアノに搭載されているAIが連弾してくれる。人の演奏をパターンに当てはめて連弾している訳ではなく、リアルタイムで解析し、連弾

・京大の研究チームが開発した、自動採譜「耳コピAI」。耳コピした楽譜の精度がすごい。参照→https://audio2score.github.io/index-ja.html

・ヤマハのAI技術のコラボレーションによって実現したAIピアノ、「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」。このピアノは曲を演奏し始めると、初音ミク、星野一歌といったキャラクターがその演奏に合わせて歌い始める(指定した楽譜以外には対応していない)

作曲の分野で活躍するAI、『Amper Music』や『AIVA』といったツール。曲調や音程、曲の長さ、楽器などを選択すると、AIがほぼ自動でメロディなどを作曲してくれる

 

 

以上、記事引用参考

 

 



 

「AI×音楽」の現在地

 

【人間が描いたような画像を生成するAI。AIと人間のクリエイティブについて考える。その違いは?】
https://amimako.com/entertainment-science-cyber-ai-human-creative/

 

先日のブログで紹介した、イラストAIソフト、「Stable Diffusion」。世間では早速、「人間の絵描きの仕事がなくなる!」と話題になっております。

AIと音楽についても同様のことが起きるのではないかと先日も書きましたが、

 

じゃあ、実際、現時点の「AI×音楽」ってどうなっているのしょうか?どういうレベルなのでしょうか?

 

上の記事は、そんな「AI×音楽」の現在地を教えてくれるような記事でした。

 

驚くような音楽AIがいろいろ開発されていますが、

個人的には、YAMAHAの『Duet with YOO』というピアノがすごいなと思いました。即興でリアルタイムで解析して、連弾できるというところがすごいです。

正直、作曲AI、AI歌手、AIピアニストなどの話には、もはや驚きはしません。

具体的に言うと、AIにしっかりデータを読み込ませ、学習させ、プログラミングすれば、そして、何秒か何分か“時間を与えれば“、AIがそれなりの音楽が奏でられることに、もはや驚きはしないということです。

 

しかし、『Duet with YOO』は、時間をかけず、即興、リアルタイムで音楽を奏でているのです。そういう意味で、驚きました。

 

人間音楽家とAI音楽家の違いは何か。人間音楽家だからこその音楽とは何か。

人間性?ストーリー性?感情?

いろいろな要素が考えられますが、

「即興性」も、人間音楽家ならではの要素と私は考えていたので、『Duet with YOO』に衝撃を受けました。

 

しかも、今後、量子コンピューターのように、コンピューターの性能や計算速度はさらに向上するでしょう。そうなれば、よりいっそう、AIによる即興性がすごいことになりそうです。(ちなみに、量子コンピュータは「1万年かかる計算を3分20秒で解く」とか「従来のコンピューターの1億倍のスピード」とか言われています。量子コンピューターを、どの国が一番早く実用化できるか見ものです。世界の勢力図変わりそう)

 

このように、AI音楽の進化に衝撃を受けてばかりですが、私はAI音楽に戦々恐々してるわけではありません。

 

上の記事内で筆者も言っているように、人間音楽家がいなくなることは決してないでしょう。(たとえば、カメラが普及したからと言って、画家がいなくならなかったように)

 

ただ、人間音楽家のあり方がAI音楽によってどんどん変化していくのは確実です。

 

その変化は進化でもあると信じて、今後も音楽活動を頑張っていきたいと改めて思うのでした。

 

ではでは

 

私レベルでも既に、PCの中で、「既存のギターの音色を読み込んで再現」「既存の音楽の波形に合わせてミックス作業」というようなことは行っています。「小形誠×音楽×AI」をどういう形にしていくかが今後の勝負どころの一つだと思っています。

 

 

 

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