こういう音楽の聴き方すると仕事がはかどるらしい(他人事。^^;)
仕事がはかどる完璧なプレイリストのつくりかた
http://www.lifehacker.jp/2015/10/151027perfect_playlist.html
みなさん、音楽聴いてますか?普段の生活の中で音楽は鳴っているでしょうか?
上の記事では、こういう時(作業時)はこういう音楽がいいよという感じで、おすすめの音楽のプレイリスト(再生リスト)を紹介しています。
ざーっと箇条書きすると、
音楽によって、周囲との同調性が生まれること。おなじみの曲ではなく、新しい曲を聴くとより興奮すること。好きな音楽を聴くと緊張を知覚する度合いが小さくなること。単純作業の時は、音楽を聴くと効率があがること。集中力が必要な作業の場合は歌詞なしの音楽を選ぶこと。クリエイティブな作業の時、集中する必要がある時は、50〜80BPM(1分間に50拍〜80拍)のテンポがもっとも効果が出ること。
などなど、記事の中で紹介しています。
記事の最後では、音楽の聴き方を丁寧に以下のように表にまでしてくれています。
・単調な繰り返し
(メール返信、ファイルエントリーの作成)の時は、
《幸せな気分にしてくれる歌曲》
・問題解決
(ライティング、ウェブデザイン、絵を描く)の時は、
《50〜80BPMの歌曲、歌詞は最小限》
・新しいことを学習する時は、
《クラシック、インストゥルメンタル、あるいは音楽なし》
もちろん、音楽家の私もこういう音楽の効果を生活の中で活かしていると、みなさんは思いますよね?^^;
しかーし!
私は、自分の音楽作業時以外、ほとんど音楽聴きましぇーん。笑
聴くとすれば、掃除中か電車などの移動中くらいかな。。(そもそも、ほとんどの作業が音楽なっている状態だから、BGM自体必要ない?^^;)
おいおい、ここまで音楽の効果を説明しといて、それはないだろと思う方もいるかもしれませんが、私の場合は、音楽聴くと音楽に気を取られてしまい集中できないんですよ。。(それに、作業時以外も音楽聴いてたら気がおかしくなりそう。。)
それに、私含め、音楽の効果なんて人それぞれやん!笑(それを言っちゃったら、、^^;)
だから、私は音楽家だからといって、みなさまに音楽をごり押しするつもりはいっさいありません。
例えるなら、音楽は薬みたいなもの?人によって、合う薬、合わない薬があるわけですし、たとえ「すごい良い薬」だとしても、大量に摂取すれば、薬も毒になったりもしますからね。
さらに言えば、
記事の中で、「好きなBGMが流れている時の方が、外科医の手術の精度が高くなる」と言っていますが、私からすると、これもちょっと待てという感じです。
手術中の音楽、患者の安全を脅かす恐れ 研究
http://www.afpbb.com/articles/-/3056684
こういう見解だってあるのですよ。
音楽によって、手術チームのコミュニケーションが妨げられる恐れがあるという内容です。まあ、音楽が直接的に悪影響を与えているわけではないですが、少しこわいですよね。(医者が音楽に気を取られているという見方もできるわけですから)
何事もそうですが、何かの情報はそのまま鵜呑みするのではなく、数ある中のひとつの情報(傾向とか)、ひとつの見方(意見)として捉えるくらいが丁度いいですよね。
もちろん、上で紹介した音楽の聴き方を参考に何かの音楽を試してみるのもいいでしょう。その結果、音楽を楽しめるような人がひとりでも増えたら、普段音楽聴かない音楽家の私も、うれしいです。(ん?おいおい^^;)
とにかく、いろいろな情報に触れながら、自分なりの音楽の聴き方を見つけて欲しいですね。
良き音楽ライフを♪
ではでは
正直、四六時中音楽を聴いている人もどうかなと私は思っています。(イヤホンなんかしてたら、ずっと自分の世界に閉じこもることになるからねえ)少し哲学的に言うならば、音楽とは音符と休符で出来ています。音楽を聴いている時は音符、聴いていない時は休符とも考えられるわけで、音楽を聴いていない状態の無音も大切な音楽であると私は考えます。完全な無音もなかなか無いとは思いますが、音楽を聴いてない時の静寂だって、雑踏の音やら自分の鼓動や息遣いだって、すべては音楽なのさ。(決め台詞的。笑)だからすべてが大事。耳をすまそう、自分の外側にも内側にも。
最後に、おまけ。
医者が手術中に聴くBGMランキング
1位 サザンオールスターズ「いとしのエリー」
2位 Mr.Children「innocent world」
3位 中島みゆき「地上の星」
4位 AKB48「恋するフォーチューンクッキー」
5位 B’z「ultra soul」
だそうです。。(うーん、想像するとちょっと笑ってしまう)