年をとると新しい音楽を受け入れられない理由

【なぜ年を取ると新しい音楽を受け入れられなくなるのか?】
https://gigazine.net/news/20190930-old-people-new-music/

 

・生物学的に、コードやリズム、メロディの微妙な違いを聞き分ける能力が年齢とともに低下するから

・音楽の好みは10代前半に固まり始め、20歳ごろにはがっちりと固まる。この期間(若い頃)に耳にするヒット曲は、同じ世代において一生人気が続く可能性が高い。33歳になるころには新たな音楽を聴くことはほぼなくなる

・単純接触効果によるもの。何度も見聞きしているうちに好きになっていく効果。若いうちは時間があるから何度もお気に入りの音楽を聴くから。歳をとるにつれて、忙しくなり、そういう時間がなくなるから

 

以上、記事引用参考。

 

 



 

 

若い時の音楽が心に残るのは接触回数のせい??

 

若い頃聴いた音楽はずっと好きで心に残り、大人になっても聴き続ける一方で、大人になってからは新しい音楽を仕入れなくなる、、なんて話はよく聞きますし、実際、そういう傾向はあると思います。

 

その理由のひとつとして、単純接触効果を挙げたのはとてもおもしろいですね。

 

単純接触効果ですぐ思い出す例が、

 

週一回の丸一日のデートと、毎日のように数分だけ会うのとではどっちが相手に好意を抱いてもらえるか、というもの。

答えは、毎日のように数分会う方が断然、相手に好意を持たれます。

 

それほど、接触する頻度というのは、人間の心理に大きな影響を与えます。(大きい一回よりも少ない多数の方が影響大)

 

音楽の接触回数もそれと同様なのかもしれないですね。

 

たしかに、若い頃好きな音楽は若い時もたくさん聴くし、大人になってからも聴き続けることが多いです。単純接触効果の視点からすれば、若い頃の音楽が好きでい続けるのは納得ですね。

 

 

音楽と思い出と感情

 

単純接触効果もそうだと思うのですが、私、個人的には、「思い」や「感情」も、とても影響を与えていると思います。

 

たとえば若い時の音楽を聴くと昔のことをすぐ思い出しませんか?

 

そう考えるだけでも、音楽と思いや感情はとても密接にリンクしていると思います。

 

さらに、思いや感情の変化がある時に聴いた音楽は忘れられないものになります。

 

つまり、若い時は、思いや感情の変化が大きい時期ですから、その時聴いた音楽はそれらの思いや感情に強く紐づけられます。

 

大人になると、思いや感情の変化は若い時ほどありません。(新しい体験や刺激が若い時より少ない)

 

それらも、「若い時聴いた音楽はずっと好意や愛着を持って聴き続ける」につながるのではないでしょうか。

(接触回数だけで言ったら、テレビやラジオや何かのBGMなどで、同じ音楽を何回も聴いていますよね。でも、心に残らないのは思いや感情がそこにないからでしょう)

 

以上、私の勝手な仮説を述べてみました。

 

若い時聴いた音楽が残りやすいのは、単純接触効果もでそうですが、そこに思いや感情がリンクしているかどうかも大事ではないかということです。(若い時は思いや感情が色濃いからなおさら残りやすい)

 

ではでは

 

 

大人になってからも新しい音楽を取り入れられている人は、もしかしたら、新しい音楽の接触回数が多いだけでなく、若い時と同様に思いや感情に変化や彩りのある人なのかもしれませんね。(新しい音楽と思いや感情を紐づけできている人)

 

 

 

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