感情が生み出す力

「怒りエネルギー」が導く“成功”と“破滅”
http://toyokeizai.net/articles/-/50181

 

受賞後色々な話が取り沙汰されていますが、とにかく日本人3人のノーベル賞受賞は喜ばしいことですね。
その中でも中村氏の「研究の原動力はアンガー(怒り)」だというのはとても印象的なコメントです。確かに、中村氏は元々いた会社と裁判で争った経緯がありますからねえ。

 

でも、こういう大きな事をなし得る人には強い感情というものはあるものだろうと私は改めて思います。

 

だって、想像してみてください。物事を感情もなく淡々とこなす人より、感情をこめて、時には強烈な感情を持ってこなす人の方が絶対的にすごい仕事すると思いませんか?笑

 

もちろん、事務的に機械的に処理するような仕事の場合は無感情の方が効率的であることもあるでしょう。ただ、何かをやり遂げるとか、何かを作り出すとか、成り上がる的なものに関してはやはり強い感情が必要だと思います。それは怒りでも、悲しみでも、喜びでもいいと私は思います。

 

記事でも書かれていますが、強い感情である「怒り」の処理の仕方を間違うと大変なことになります。 あくまで、生産的な処理が望ましいですよね。(八つ当たりなんてもってのほか)

 

昨今、常に心穏やかに、平穏、というような話はよく耳にしますが、だからと言って「感情を圧し殺すこと」や「自分の感情を騙す」ようなことはしない方がいいと思います。
大事なのは感情的にならないことではなくて、どう感情的になるか。感情エネルギーをどう使うか。(エネルギーの方向)

 

 



 

 

そうそう、感情はひとつのエネルギーだと思います。感情的になると確かに疲れますからね。(エネルギー使った証拠)

 

しかしながら日本人はどこか強い感情を忌み嫌う性質があると思います。(感情的だと集団の中で目立っちゃいますからね)

 

怒っちゃダメ、泣いたら恥ずかしい、笑っちゃダメ

 

それよりも、、、

 

怒ったっていい、ただ怒り方に気をつける
泣いたっていい、ただ悲しみ方に気をつける
笑ったっていい、ただ笑い方に気をつける

 

、、、の方がいいと思うのですが、いかがでしょうか。

 

今では日本は失われた20年なんて言われるようになりました。

 

アメリカ国籍の中村氏の「原動力は怒り」というコメントを聞いて、私は思ったのです、、
元気のない日本。元気を出すためにはまずはみんな、うまく感情的にエネルギッシュになる必要があるかもしれないと。

 

そのためにはやっぱ、見本として、まず親が笑わなきゃ、怒らなきゃ。大人が、人生の先輩が見本を見せなきゃ。大きく言えば、それが教育であり、人を、国を育てることになるかもしれませんよね。

 

感情を音に込める深夜の作曲家は勝手に日本をこんな感じで憂うのでした。

 

ではでは

 

スポーツだって感情や気合いが入っている人の方が強いですよね。皆さんは最近、いつ強い感情を抱きましたか?

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