花粉シーズンは暴力犯罪が減る?研究結果から人間の傾向を見る
【くしゃみが増えると犯罪が減る?驚きの研究結果】
https://nazology.net/archives/46848
・花粉飛散量と犯罪報告数を毎日比較していた研究者が、花粉の多い日は暴力犯罪が減ることを発見した
・面白いことに花粉の影響は暴力犯罪のみに現れて、財産犯罪などには変化が見られなかった
・これは単に花粉症の疲労が犯罪する気をなくしているだけだという意見もあるが、計画的な犯行には影響しない点は興味深い
以上、記事引用参考
花粉と犯罪件数から見る人間の傾向
アメリカでの研究結果ですが、興味深いです。
犯罪件数が10%増加すると、刑務所収容人数を20%増加する必要がある、と言われるアメリカにおいて、
花粉が多い時に、暴力犯罪の発生数が約4%減っていたことが判明したのですから、すごいことです。
もっと興味深いのは、上述したように、花粉によって暴力犯罪は減ったけど、財産犯罪のような計画犯罪は減らなかった点です。
原因は、花粉による疲労感?花粉による脳への作用?
いろいろと考えられますが、私は少し違い視点でこの研究を解釈してみました。
短期的な力は長期的な力にかなわない(短期的パワー < 長期的パワー)
たとえば、長期的につけた筋肉は長期的に維持され簡単には落ちにくいと言われています。逆に、短期的につけた筋肉は簡単に落ちてしまいます。ダイエットもそうですね。短期的に落とした体重は簡単にリバウンドします。長期的に落とした体重は簡単にはリバウンドしません。また、習慣的(長期的に)に身につけたスキルは、簡単には落ちません。逆もしかり。
ちょっと安易な例えを並べてしまいましたが、
上の研究で言うと、
花粉は短期的要素、暴力もある意味では短期的要素です。(カッとする、みたいな)
短期と短期では同じ力なので相殺されます。
一方、財産犯罪は計画的(長期的)なものです。短期的要素の花粉より強いパワー(執念)があるので、そんなに左右されません。
このように私は解釈しました。
短期的な力は長期的な力にかなわない(短期的パワー<長期的パワー)
まあ、これは当たり前のことを言っていると言えばそうなんですけどね。
私は「継続することの力」を信じています。それは、長期的なパワーが強大であると信じているからとも言えます。(スキル、思い、愛情、人間関係、なんでもですね)
上の研究から飛躍して、そんなことを改めて思う私なのでした。
ではでは
花粉症の私としては、気力がなくなるのはよくわかります。でも、そんな中でも、長期的、習慣的にやっているものは頑張ってやりますよね。