困窮者は近視的思考になり、知能も認知力も落ちるという実験結果。循環や流れの大切さ。
【株予想的中で大儲け!?一筋縄ではいかない株式投資のリアル】
https://gentosha-go.com/articles/-/62736
・「アメリカ経済はこれからよくなる」というポジティブな観測記事が出ると、翌週、そして5週後の株価は、むしろ「下がる」ということがわかった
・大統領が経済の先行きに好ましいことを言えば言うほど、その後のGDPと失業率の指標は逆に悪くなるという傾向についても明らかにしている
・つまり、株で大儲けしたいと思う人は多いと思うが、その予想はなかなか一筋縄ではいかない
・英国ウォーリック大学は、464名のサトウキビ農家にお願いして、収穫前と、収穫後に2回、知能テストを受けてもらった
・収穫前の農家は、お金を使い果たしていて、余裕がない状態。収穫後には、お金が入ってきて裕福な状態
・調べてみると、収穫前の農家は、知能テストでも、認知的な働きを測定する脳トレの作業でも、非常に成績が悪くなった
・お金に困っているときには、どうしても近視眼的になってしまい、さまざまな観点から物事を考えたりできなくなる傾向がある
以上、記事引用参考
循環や流れを意識することの重要性
小額の資金ではありますが、私も投資を少しだけやっています。
でも、専門家など、誰かが言ったことを鵜呑みにして、投資先を決定することはありません。
上の記事にも書いてあるように、専門家の予測は外れることが多いです。「専門家の予測はほとんどが外れる」ことは、いろんなジャンルの専門家においても、統計的に判明していることです。
また、投資の神様と言われる、ウォーレンバフェットでさえ、年間平均利益率は20%ということを知っていれば、一発逆転のような株式投資がどれほど破綻した考え方なのかもわかると思います。
このように、投資は一筋縄にいかないという前提で、自分の頭で考えて地道に投資を行うことが基本だとわかります。このようなことは、上記のような情報を知っていれば、投資歴の浅い私でも、わかる話です。
ここまでは余談で、今日の本題はここからです。
記事の中の、サトウキビ農家の調査がおもしろいと私は思いました。
実験によれば、収穫前のお金のない状態の農家の人たちは知能や認知力の点数が低かったようです。
ひとつの傾向として、
お金持ちはよりお金持ちになりやすいし、
貧しい人はより貧しくなりやすい
、ということがあると思います。
そうなる理由のひとつが、実験結果のように、
お金に困っているときには、どうしても近視眼的になってしまい、さまざまな観点から物事を考えたりできなくなるから、知能や認知力が落ちるからなのではないでしょうか。
お金の話だけではなく、話をもっと大きくすると、
良循環の人はどんどん良循環を生み
悪循環の人はどんどん悪循環に陥る
、、とも言えると私は思っています。
健康的な人はどんどん健康に、病的な人はどんどん病的に。
ネガティブな人は、、ポジティブな人は、、
筋肉のある人は、、怪我をした人は、、
などなど、いろいろな良循環、悪循環があると思います。
循環や流れはとても大事だと私は思っています。
まずは現在の自分がどういう循環や流れなのか把握し、
プラスなら維持、増強。
マイナスならブレーキ、転換を意識しないといけないと思います。
困窮すると、近視的思考になり、知能や認知力が落ちる傾向があると上述しましたが、マイナスの循環の時は、似たようなマイナス的な思考状態に陥っている可能性が高いと思います。
思うだけでなく行動することが大事
言葉だけでなく行動することが大事
、というように、行動の大切さはよく言われますが、
逆に考えれば、
行動を変えるのはかなり大変だけど、思いや言葉を変えることは比較的簡単です。
なので、
何か、マイナス的な循環や流れを自分の中に感じたら、まずは思いや言葉を変えてみることをおすすめします。(感謝やポジティブワード)
行動は後からついてくる、くらいの考えでいいと思います。(追い込まれて弱っている時は特に)
えらそうに、ここまで書きましたが、自戒もこめて書いています。^^
以上、投資やサトウキビ農家の話から、思うことを書いてみました。
今のあなたの循環や流れはどういうものでしょうか?思考状態はどういうものでしょうか?
それらを感じながら、いい循環や流れを作っていきましょう。
ではでは
株のチャートのように、人生は、「ずっと上がり続けることはない」という謙虚さ、「ずっと下がり続けることはない」という希望を持つことも大事かもしれませんね。