本当にさぁ、投票に行こうよ。(切実)
若者世代の投票率が1%下がると、若者は1人あたり年間13万5000円損しているとの試算
http://irorio.jp/yangping/20130715/68974/
前回の参院選挙世代別投票率
70歳以上 75.93%
60歳代 67.81%
50歳代 64.17%
40歳代 58.80%
30歳代 48.79%
20歳代 36.17%
参考、引用
http://www.akaruisenkyo.or.jp/070various/072sangi/679/
政治家は有権者の支持がなければやっていけません。言ってしまえば、有権者の支持が欲しくてたまらないのです。よって、上の数字を見て頂ければ、政治家がどの世代への政策を優先して、どの世代への政策を後回しにするかは一目瞭然です。
上の投票率だけ見て勘違いして欲しくないのが、上の数字はあくまで%ですから、今の日本人口比率が高齢社会の逆ピラミッドであることを考えると、実際の世代別の投票者数は愕然とするような大きな差があることがわかると思います。
高齢の方を配慮する政策自体は別にいいのですが、こうも若者が投票に行かないのは少々納得の行かない私です。だって、未来、将来のことを決めることなのに、たくさんの未来を持つ若者がなぜ行かないのか、と思うわけです。
「投票に行かないことが意思表示」
「どうせ投票に行っても、、」
たまに聞く言葉ですが、私に言わせれば、何をバカなことを言っているのか、、、であります。
私たちはひとりでは生きていません。何かしらの組織、集団に属しています。
(あなたの属する集団がさらに大きな集団に属して、その集団がさらに大きな集団に、、という感じで何重も包括的に密接な関係にあります。円がどんどん大きな円に囲まれている感じかな?だから、どんなに大きな集団、組織の話になっても自分(個人)はいつも中心であり、主役なのです。)
自分⇔家族⇔職場(会社)⇔地域(市町村)⇔県⇔国
あなたは家族で重要なことを決める時、
「出席しないことが意志表示」だと言って欠席しますか?
あなたは会社で重要なこと(給料体系とか)決める時、
「出席しないことが意志表示」だと言って欠席しますか?
あなたは仲間が重要なことを決める時、
「出席しないことが意志表示」だと言って欠席しますか?
あなたは所属するサークルで重要なことを決める時、
「出席しないことが意志表示」だと言って欠席しますか?
あなたは所属するバンドで重要なことを決める時、
「出席しないことが意志表示」だと言って欠席しますか?
安易な例えかもしれませんが、投票に行かないことも規模が違うだけでこれと同じことだと思います。
「どうせ、、」という言葉も上の例で置き換えることができると思います。
上の例を見ていると、何をバカなことを言っているのか、となりませんか?笑
だから、国で重要なことを決める時に、そんなこと言っていて、どうなんだろうと思うのです。
上で言ったように私たちは国と密接な関係にあります。(遠いものだと勘違いしてはいけない)
国で決まることは全部私たちに降り掛かってくるのですよ。(わかりやすい例だと消費税とかね)
加えて言わせて頂ければ、私は否定的に使用する時の「どうせ」という言葉が嫌いです。
あきらめ、すてばち、投げやりな気持ち
こういう言葉を日頃使っている人で好転した人を私は今まで見た事がありません。
つまりは、悲しいかな、こういう言葉を使っている人が多い国では国レベルでも好転することはまずないでしょう。。
何度も言いますが、
仕事のこと、生活のこと、食事、音楽などの芸術、文化、医療、保険、などなどすべてのことを変えられる力を政治家は持っています。その政治家を決める投票にあなたは行かないのですか?(すべてにおいて満足ですと言うなら結構ですが、、いや、それでも、今後、当選した政治家によってどう変わるかはわからないですよ。)
音楽で言えば、去年の10月から著作権法が改正されました。(ダウンロード禁止、コピー禁止など)
TPPに参加すると著作権法がさらに変更される可能性があります。
音楽好きなみなさんがこの辺をどれだけ理解されているかは不明です。
これは、ひとつの例ですが、
投票に行かない人は、多くの重要なことが知らないうちに決められ、変えられていることをもっと知った方がいいと思います。
最後に、
景気?アベノミクス?
いやいや、今度の選挙の争点は「憲法改正」と「原発」だと私は思っています。
だって、これ、究極の未来選択でしょ。。(景気なんて年単位で一喜一憂の話)
さあ、みなさん、投票に行きましょう!
ではでは。
P.S.上手く行く時もみんな一緒、破滅的にダメになる時もみんな一緒、私たちは時代を共にした運命共同体です。決めごとはみんなで決めましょうよ。
私の、あなたの、すべての税金がぜーんぶ、ここに集まるわけです。その税金を誰がどのように、どれだけ使うか、気になりませんか?