AIニュースキャスター誕生。現在の人間の仕事をAIがする未来(世界)を本気で想定しよう。
【クウェートで国内初のAIニュースキャスターが誕生】
https://karapaia.com/archives/52321753.html
・クウェートの報道機関クウェート・ニュースは、 同国初のAI(人工知能)ニュースキャスター「フェダ(Fedha)」 を発表
・フェダのブロンドの髪と明るい目の色は、豊かな産油国であるクウェートの人種的多様性を反映しているそうだ
・AIニュースキャスターの存在はクウェートでは初だが、中国では2018年に誕生している
・投資銀行のゴールドマン・サックスが先月発表した報告書によると、AI は 3 億人分のフルタイムの仕事に取って代わる可能性があるという。つまり、この技術は、将来アメリカとヨーロッパの仕事の 4 分の 1 以上を占める可能性があることを示唆
以上、記事引用参考
現在の人間の仕事をAIがする未来を本気で想定しよう
まずは、実際のAIニュースキャスター「フェダ」をご覧ください。
أول مذيعة في #الكويت تعمل بالذكاء الاصطناعي
• #فضة.. مذيعة #كويت_نيوز الافتراضية
• ما هي نوعية الأخبار التي تفضلونها بتقديم #فضة زميلتنا الجديدة؟ .. شاركونا آراءكم pic.twitter.com/VlVjasSdpb
— كويت نيوز (@KuwaitNews) April 8, 2023
特に違和感ないですね。
先日のブログでは、政治顧問としてAIが採用された話をしましたが、今回はニュースキャスターです。本当に、人間の代わりとなって働くAIはこれからどんどん誕生、登場してくると思われます。
私のブログでAIネタが多くなっている理由は、単純に興味があるのはもちろんですが、
世界のあり方がAIによって、今まさに変わろうとしている、それに関連する重大な情報を常にキャッチしておいた方がいいと考えるからです。
上の記事にも書いてあるように、これから遠くない未来、多くの人間の仕事がAIによって取って代わると思います。じゃあ、そこで生き残るためには?というより、生き残るものは?
【ChatGPTと戦いたくないなら中央値の戦場を避け、外れ値で戦おう】
https://note.com/shu_yamaguchi/n/nef20cb8a9adf
・正規分布の真ん中にある情報(中央値)を出力する仕事をやっているのだとすると、ChatGPTのような機械に仕事を奪われる可能性が高い(コンサルタント、医療診断、弁護士、会計士、など)
・今後の人間に求められるのは「外れ値」。(音楽・アート・文学・建築・料理・ファッションなど)
・今後は、中央値に該当する「正解」に価値はない、その人ならではの「正解からの外れ方」が求められる
・そうなると「正解を出せる人が偉い」という価値観を徹底的に植え付けることになっている現在の教育システム・受験システムを改変することが大きな課題になってくる。。
以上がブログを引用した内容。
山口周さんの、このブログ記事の内容は、本当にその通りだと私も思います。
私なりの解釈ですが、
中央値は、過去(データ)をなぞれば、導き出せるもの
外れ値は、過去(データ)をなぞっても、導き出せないもの
、と言うこともできるのかもしれません。
やはり、創造性、独創性というものが重要ということでしょうか。
あと、思うことは、
今の人間の仕事がAIに取って代わられたとしても、人間のやるべき仕事量(仕事の総量)は今とあまり変わらないと私は思っています。
その理由は、AIに取って代わられても、その分、別に新たな人間の仕事が発生すると思うからです。
馬車の時代、自動車が普及し始めた時、たしかに、馬車業界の人たちは失業して行ったと思いますが、その代わりに、自動車から派生するたくさんの仕事が発生しましたよね。それと同様に、AIが普及しても、AIから派生(AIと協働)するような、人間の仕事がたくさん発生すると予想します。(たとえば、AIを管理、運営する仕事とか?)
だから、中央値、外れ値、創造性、独創性を意識して、AIに取って代わられない努力をすることも大事ですが、取って代わられたとしても、AIから派生する流れを俊敏にとらえるためにも、AI系のこういう情報には常にアンテナを貼っておいた方がいいと私は考えます。
事実、私も、AI作曲に駆逐されないためにどうしたらいいのかを考えつつ、それと同時に、AIテクノロジーを自分の音楽活動にどのように組み込んでいけるかも考えております。
自分が今やっている仕事。そして、自分にとっての中央値、外れ値とは?創造性、独創性とは?自分とAIがコンビを組んで、何ができるだろうか?などなど、是非、考えてみましょう。
ではでは
これらのテクノロジーに不安感を感じますか?期待感を感じますか?ビクビクしている人間と、わくわくしている人間、もう、この時点で、それぞれ訪れる未来は違うものになっているのかもしれません。