顔認証でも、指紋認証でもない、新たな認証方法、脳波認証について。
【「音楽聞き流すだけ」の脳波認証、NTTデータ経営研究所などが事業化へ】
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/24/01541/
・NTTデータ経営研究所と脳科学関連のスタートアップ企業VIEは2024年9月20日、脳波を使った新しい認証技術に関して、実証パートナー企業の調整など事業化に向けた取り組みを始めたと発表
・従来の脳波認証の研究と異なり、ユーザーが音楽を聞き流した際の脳波の変化を使って本人を認証する
・安全性と利便性の高さを見込めるとしており、インターネット決済や、メタバース空間における電子決済に応用したい意向
・音楽を聴いた場合の脳波を使った認証方法は、顔認証や指紋認証とは違って能動的なアクションが不要だ。加えて継続的に脳波計測と本人認証ができる。認証に時間を掛けて誤認証の可能性を減らす仕組みとして活用が期待できるという
以上、記事引用参考
新たな認証方法、脳波認証について
証明し、認めること=認証
自分であると証明し、認める方法は、顔認証や指紋認証などが代表的です。
その他にも色々と認証方法や形式は存在しますが、
今回の脳波認証というのは、新しいですね!
「顔認証や指紋認証とは違って能動的なアクションが不要だ。加えて継続的に脳波計測と本人認証ができる。認証に時間を掛けて誤認証の可能性を減らす仕組みとして活用が期待できる」
このように、上の記事にも書いてるように、脳波認証の可能性やメリットが述べられていますが、
脳波認証のメリットはもう一つあると私は思います。
それは「認証の答えが内側にあること」です。
たとえば、
顔認証や指紋認証の場合、第三者が認証を破ろうとしたら、認証の答えが丸見えですよね。「この顔で、この指紋で認証が破れる」と認証の答えが外側にあり、第三者にバレバレです。(実際、写真などで、顔認証や指紋認証が破られることもあるようです)
でも、
脳波認証の場合は、認証の答えは、脳波という、目に見えない内側に存在します。なので、第三者に答えがバレることも、認証を破られることもまずないのではないでしょうか。
そういう点においても、脳波認証の可能性やメリットを私は感じました。
脳波を第三者がハックする時代になったら、脳波認証のメリットもなくなるかもしれませんが、、、今のところは大丈夫かな。^^;
いずれにせよ、新たな認証方法である、脳波認証、注目です。
ではでは
「音楽を聞き流した際の脳波の変化を使って本人を認証」ということですが、その時の気分とかで脳波は変わらないのかな?気になる点もありますが、それらも含めて興味深いです。