クラウド化で被害をくらうのか?
Amazonが3月29日に発表した「Cloud Drive」では、ユーザーは自分のHDDではなく、同社のWebサーバに約1000曲を保存して、これらの曲をWebブラウザやAndroid携帯電話から直接ネット経由で再生できる。
世の中のクラウド化がどんどん進んでおります。
クラウドとは
cloud:英。「雲」。最近では、クラウドコンピューティングを略して「クラウド」と呼ぶことが多い。データを自分のパソコンや携帯電話ではなく、インターネット上に保存する使い方、サービスのこと。自宅、会社、ネットカフェ、学校、図書館、外出先など、さまざまな環境のパソコンや携帯電話(主にスマートフォン)からでもデータを閲覧、編集、アップロードすることができる。人とデータを共有するグループウェアのような使い方もある。
つまりは、自分のパソコンなどにデータを保存するのではなく、ネット上(どこかのサーバー)にデータを保存して、家にいても、外にいても、ネットさえつながれば、どこでもデータの出し入れができちゃうってものです。
上記のようなAmazonのサービス(音楽をクラウド化)は前から存在しますが、レコード会社と裁判沙汰になっているのも確かです。(日本でも裁判が起こったみたい)
とても便利なサービスだと思います。
ただ、一方で私のような著作権者としては、怖いサービスでもあります。ただでさえ、音楽データのやりとりは簡単に行われてしまっている世の中です。このクラウドサービスはさらに、個人間での音楽の無償のやりとりがさらに助長される恐れがあります。(友人に自分の管理アドレスとパスワードを教えれば、自分がクラウド化してる曲を簡単に共有できちゃう?)
便利の裏側にいつも対になる要素が含まれることはよくあることです。(原発とかも)
病院の患者のカルテが水に全部流されてしまったニュースを見ると、そういうものこそ、クラウド化して保管されるべきだとも思います。
クラウド化の流れは止まらないでしょう。(実際、進んでいます。中小企業の約4割が3年以内に有料クラウドサービスを導入する計画だとか。米マイクロソフト調べ)
あとは、クラウドサービスを提供する側がどれだけセキュリティを高められるかが昔も今も注目のひとつであると思います。(クラウドを進めるGoogleは昔、中国でサイバー攻撃を受けて、撤退してますからね。。)
音楽はこの流れの中でどうなってくのでしょうねえ。。
ではでは。
私:「どうした?食べないの?」
アミ:「このヨーグルトをクラウド化しよう。」
私:「食べ物はできないよ・・。」
クリエイターは大変だと思う、今日この頃。
本当にそう思いますなぁ。しみじみ。。
そのうちまた行きます。
名刺の件も詰めたいし。