【研究結果】どういう感情で眠りにつくかが重要。トラウマの形成、人間そのものの形成につながる?

【「怒ったまま寝るな」に科学的信憑性、記憶実験で示唆】
http://news.livedoor.com/article/detail/12352034/

 

研究によれば、形成されたばかりの悪い記憶を保持したまま眠りにつくと、それが脳に深く刻み込まれ、後にその記憶を拭い去るのがより困難になるそうです。(トラウマ的な?)

 

確かに、眠りは短期記憶を長期記憶へと移動、根付かせると言いますからね。だから、夫婦喧嘩した時は、解決を持ち越してイライラしたまま眠ることはおすすめできません。^^;

 

そういう意味では、
楽しい事があって、ウキウキしている時は、さっさと寝て、
つらい事があって、気分が落ちている時は、寝ない。(気持ちがおさまるまで寝ない)

 

、、というのがいいのかもしれません。

 

 



 

 

【脳に電気刺激を与えて忘れた短期記憶を再生することに成功】
http://gigazine.net/news/20161202-brain-memory-tms/

 

眠りには記憶を「しまう」機能がありますが、この研究では記憶を「引き出す」実験をしています。そして、短期記憶に関しては、電気刺激によって再生する事に成功したそうです。

 

これは経頭蓋磁気刺激法(TMS)という技術を使っているようですが、よくよく調べてみると、これは電気によって脳が活性化してるわけじゃなさそうです。正確に言うと、脳の機能を抑制させて、その反動として、相対する脳の部分を活性化させているようです。

 

【脳卒中まひ、数年後も改善、健康な側の脳活動抑制による磁気刺激治療法を開発】
http://www.47news.jp/feature/medical/2011/08/post-565.html

 

右側の脳が悪かったら、反対側の健康な左の脳を磁気(電気)刺激で抑制して、改善させるというものです。人間の「補う機能」を活用したものですね。

 

頭に電気刺激を与えている写真がありますが、あれ自体は脳の機能を抑制しているものなんですよね。それを知ってなんだかこわくもなりました。^^;

 

【宗教的体験で活性化する脳部位はギャンブルや愛と同じーーfMRI解析結果をユタ大研究チームが発表】
http://japanese.engadget.com/2016/12/02/fmri/

 

宗教的高揚感で活性する脳部分が、ギャンブル、愛、そして、音楽による活性する脳部分と同じとは、ちょっぴりショックを受ける音楽家です。^^;

 

無理やり関連づけるならば、上の磁気(電気)刺激で、宗教、ギャンブル、愛、音楽に対する気持ちを抑制(もしくは活性)することも可能なのかなと変な妄想もしてしまいました。^^;

 

このように、脳テクノロジーの発展は、私たちにどのような影響を与えていくのだろうかといろいろと考えさせられますが、とりあえず、何のテクノロジーも持たない私たちにできることは、「楽しい気分で眠りにつくこと」くらいなのかもしれません。^^;

 

長いこと記憶されるもの(長期記憶)、それはつまり、その人の深部へ根付くこと。その人そのものですからね。眠りはやっぱり重要。どう眠りにつくかが重要。
(すぐに忘れちゃう短期記憶なんてその人の人生に大した影響を与えないですからね。)

 

みなさま、良き入眠を。

 

ではでは

 

 

イライラして寝れば、イライラが深部に定着、楽しい気分で寝れば、楽しさが定着。やっぱり眠りって大事ですね。「一日の最後をどういう気分で締めるか」という意味でも大事だと思います。

 

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