記憶を移植、合成？記憶が遺伝する？時空をも超える？？
前世、移植、合成…記憶に関する5つの超不思議な研究結果とは？【理研・マウスの記憶復元】
http://tocana.jp/2016/03/post_9203_entry.html
タイトルがちょっとオカルトちっくですが、とても興味深い研究です。
以下、記事内容を簡単に要約。
【アルツハイマー】
アルツハイマーは記憶を失うことではなく、思い出す機能が働かなくなる病気である。（記憶は消えない）
【記憶は移植できる】
理論的には他者の経験した記憶を移植できるようになる。
【記憶は合成できる】
実際に、脳神経細胞をレーザー光で制御することで、マウスの記憶の操作に成功。
【記憶は驚くほど大容量】
人間の記憶の役1ペタバイトと大容量。（1ペタバイト＝1000TB）しかも、起床時の脳は20ワットのエネルギーしか消費しない、 驚くべき低燃費で高性能であると判明。
【記憶は遺伝する】
身の危険を感じる体験をすると、それが子々孫々に遺伝して受け継がれることが判明。
【記憶は時空を超える】
4歳だった少年がある日突然、「自分は30年前に死んだ海兵隊員だ」と語り始め、調べるとそれが事実だと判明。
以上。
すごすぎます、すごすぎます。。
記憶の移植とか合成って、、想像するだけでこわいです。。自分という存在、アイデンティティが崩壊しそうです。（記事でも言ってますが、倫理的な問題は確かにあります。）でも、わざわざ、何かの学問を一から勉強、習得しなくても、それらの学問内容の記憶を移植するだけでOKってなったら本当に楽チンですよね。^^;
そう考えると、将来は何かを丸暗記するような学習というものは存在していないかもしれません。平等の精神にのっとって、すべての人が一定量の知識量の記憶を移植される時代もくるかもしれません。（学習格差をなくす？）
あぁ、想像すればするほど、こわくなってきますが、テクノロジーが究極に発展していった先には何があるのだろう、人類はどういう生き方をしているのだろうかとたまに妄想にふける私ですが、
そういう時代、いや、これからの時代に価値の出てくるものが2つあると私は思っています。
それは「創造性」と「独自性」
デジタル時代の昨今、コピーをしたり、メモリー（記憶）することなんて、とても簡単になりました。そういう中で、やはり、無から有を作り出す「創造性」と、コピーとメモリーだけでは成し得ない「独自性」がとても価値あるものになるだろうと勝手に思っています。
あれ?、記憶について書いていたはずなのに、脱線してしまいました。^^;
記憶の話に戻して、、
記憶が遺伝する話もとても興味深いです！
これ、危険な体験をしたり、怖い記憶しか遺伝しないのかな？？できれば、楽しい記憶も遺伝して欲しいですよね。でも、もしかしたら、種の本能としてそうさせているのかもしれません。だって、怖いと感じる時って、命の危険を感じる時でもありますから。（高所恐怖症の人の子どもはやっぱ高所恐怖症なのかな？）
最後の、前世の記憶ってのは、ちょっとぶっ飛びすぎですよね。^^;たまにテレビとかで耳にする話です。最初、私は記憶が遺伝するのなら、その海兵隊さんの記憶も子孫に受け継がれて、海兵隊さんの子孫として、その少年の中に記憶されたんじゃないの？と思ったりもしたのですが、よく見るとその海兵隊さんはたった30年前の人なんですよね。。記憶の遺伝では説明ができない。。うーん、不思議。。
ただ、
記憶の遺伝、記憶が時空を超えるという話は、人と人とが、親と子とが、人類全体がつながっているような発想にもさせてくれて、私はなんだか楽しくなるような気分になりました。^^
今の自分の恐怖心は親も味わっていたものなのかな？
今、自分が怖いって感じちゃったものはゆくゆく自分の子どもにもそう感じさせちゃうのかな？
いつか、30年後？、100年後？に、「僕は100年前に日本で部屋にひきこもって曲ばっかり書いてたんだ。たまに奇声を発してたね。笑」なんて言う少年が現れたりするのだろうか？笑
あぁ、想像するとおもしろくなってきます。
とにもかくにも、
この自分の記憶は、いつか、移植されるかも？合成されるかも？遺伝するかも？時空を超えるかも？どうなるかわからないけど、この記憶は唯一無二の自分のものなり。しっかり、この記憶培っていこう。
そう思った深夜の作曲家でした。
雑感、失礼しました。
ではでは
身体的な遺伝だけでなく、記憶も遺伝していると考えると、よりいっそう、つながりや絆の強さを感じますよね。その記憶を共にしている大切な人や仲間達もしかり。
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