「宇宙には、まだ『見えていない星』が無数にある?」

【宇宙の「10年間のタイムラプス」が始まった】
https://phys.org/news/2026-07-neuroscientists-reveal-limits-human-compassion.html?utm_source=chatgpt.com

記事の要約

・チリに建設された「ベラ・C・ルービン天文台」が、宇宙を10年間にわたって撮影する大規模観測「LSST」を開始

・南半球の夜空を数日おきに繰り返し撮影し、宇宙の変化をまるで10年間のタイムラプス動画のように記録する

観測開始からわずか6週間ほどで、これまで知られていなかった小惑星を1万1000個以上発見。その中には地球近傍小惑星33個、海王星より遠くを回る天体380個も含まれていた

今後の10年間で、約9万個の新たな地球近傍天体が発見されると予想されている

・暗黒物質や暗黒エネルギー、天の川銀河の構造、超新星など、宇宙で起こる「変化」を捉えることも、この観測の大きな目的

・最終的には数十億個の天体を記録し、宇宙史上最大級の「動く宇宙の記録」が作られることになる



「宇宙には、まだ『見えていない星』が無数にある?」

世界中には、無数の天体観測所や望遠鏡があります。

たまに、観測所が公開している宇宙の写真を見ることがありますが、

星、星、星……

画面いっぱいに広がる無数の星を見ると、

「宇宙って、こんなにも星があるのか」と驚くと同時に、

「これだけの星を見つけられるって、すごい技術だな」と感心したりします。

 

私たちは、最新の科学技術によって、これほど遠くの星まで見ることができるようになったわけです。

ところが、今回の記事を読んで、ちょっと驚きました。

今回紹介されているプロジェクトでは、観測開始からわずか6週間ほどで、

これまで知られていなかった小惑星を11000個以上も発見した。

というのです。

その中には、地球近傍小惑星が33個、海王星より遠くを回る天体が380個も含まれていたそうです。

え?

まだ、そんなに見つかっていなかった星があったの?

と思ってしまいます。

これだけ科学技術が発達して、世界中の望遠鏡で宇宙を観測しているのに、

まだまだ「見えていないもの」が、こんなにも存在する。

なんだか、ワクワクしてきます。

もちろん、宇宙にあるすべての天体が、常に同じように見えるわけではありません。

天体の位置や動き、明るさ、観測するタイミングなどによって、見つけにくいものもあるのでしょう。(だから、今回、動画だからこそ見つけられた?)

そして今回のルービン天文台のように、これまでよりも広い範囲を、より高性能な望遠鏡で、しかも繰り返し撮影する技術が登場したことで、

今まで見つけられなかったものが、どんどん見つかってきたわけです。

 

つまり、

「そこに存在しなかった」のではなく、「そこにあるけれど、私たちが見つけられなかった」

ということなんですよね。

 

たとえば、宇宙の写真を見ると、

黒い空間の中に、無数の星がきらめいています。

でも、その黒い部分を見て、

「ここには何もない」と思ってしまう。

 

ところが、実際には、

まだ私たちの技術では捉えられていない何かが、そこに存在しているかもしれない。

 

そう考えると、

あの「真っ黒な宇宙」が、急に違って見えてきます。

今は何も見えない。

 

でも、

「何もない」のではなく、「まだ見えていないだけ」

なのかもしれません。

 

こういう記事を読むと、私はいつも思います。

 

私たちは、

「見えている世界」や「感じている世界」の中で生きている。

でも、それが、世界のすべてではない。ということです。

むしろ、

私たちの現在の能力で捉えられる範囲が、私たちにとっての「世界」になっているだけ

なのかもしれません。

 

昔の人は、紫外線やX線を見ることができませんでした。(もちろん、紫外線などは昔から存在します)

電子顕微鏡がなければ、目には見えないほど小さな世界を見ることもできません。

望遠鏡がなければ、遠く離れた銀河を見ることもできません。

 

つまり、

見えなかったから存在しなかったわけではない。

ただ、

見る力がなかった。

それだけなのかもしれません。

 

そう考えると、今回の宇宙の話は、宇宙だけの話でもないような気がします。

 

たとえば、自分自身についても同じことが言えるのではないでしょうか。

今の自分には、

「これは無理だ」

「自分には向いていない」

「こんなものは存在しない」

と思っているものがある。

でも、それは本当に「ない」のでしょうか。

もしかすると、

今の自分の能力では、まだ見つけられていないだけ

なのかもしれません。

経験を積んだり、知識が増えたり、視点が変わったりすると、

「こんな世界があったのか」

と、突然見えるようになることがあります。

以前はまったく興味がなかったものが、ある日突然面白く感じることもあります。

昔は理解できなかった人の気持ちが、年齢を重ねると少しわかるようになることもあります。

 

世界が変わったというより、

自分の「見る力」が変わった。

そういうことも、案外多いのかもしれません。

 

そして今回、もう一つ面白いと思ったのが、

「写真」と「動画」の違いです。

一枚の写真だけでは見えないものでも、

時間を追って撮影してみると、見えてくるものがあります。

たとえば、人の写真を一枚だけ見れば、

「この人は笑っている」

ということしかわからない。

でも、動画でその人をずっと見ていれば、

さっきまで笑っていたのに、急に表情が変わった。

誰かが来た瞬間に態度が変わった。

その場では笑っていたけれど、その直後には悲しそうな顔をしていた。

そんなことまで見えてきます。

 

つまり、

静止画では「状態」が見えて、動画では「変化」が見える。

ということなのかもしれません。

 

これは、人間関係にもつながるような気がします。

人の一瞬だけを見て、

「この人はこういう人だ」

と判断するのではなく、

その人を時間軸で見てみる。

そうすると、一瞬の表情や言葉だけではわからなかった、その人の別の一面が見えてくるかもしれません。

 

そう考えると、前回のブログで書いた、

物事を3Dで捉える

という話にもつながってくるような気もします。

 

一方向から見る。

一瞬だけ見る。

一つの情報だけを見る。

それだけでは、見えないものがある。

角度を変える。

時間を変える。

距離を変える。

視点を変える。

そうすると、今まで見えていなかったものが見えてくる。

今回の宇宙観測も、ある意味では、

「世界を見る解像度を上げる」

ということなのかもしれませんね。

 

もっと言うならば、

今、私たちが「世界」と呼んでいるものは、

人類が現在持っている「見る力」で切り取った世界

にすぎないのかもしれません。

 

その「見る力」が進化すれば、

今まで存在していないと思っていたものが見つかる。

今まで理解できなかったものが理解できる。

今まで気づかなかった自分にも気づく。

、、のかもしれません。

 

以上のように、またいろいろと思考を巡らせて、

改めて、

「自分が見えている世界が、世界のすべてではないんだな」

と、少し謙虚な気持ちにさせられるのでした。

 

あと、単純に、思うことですが、

たとえば、

今まで、私という人間を写真撮影しかしてこなかったけど、

これから10年間、動画撮影で記録をとりますと言われたら、

自分という人間を素っ裸にされるような感じがしますよね^^;

なので、そういう意味でも、

宇宙の10年間タイムラプス(動画)はとても楽しみです。

宇宙の新たな顔を知ることができるかもしれません。

 

ではでは

小形誠(GATA)

作曲家・音楽プロデューサー

YUKI、乃木坂46、TOKIO、PUFFY等へ楽曲提供
AI・科学・人間心理などをテーマに、
最新研究や「人生が少し面白くなる知識」を発信しています。

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