音から発電することに成功。音の可能性はまだまだ広がる。
【スタジアムの騒音が電力に?米の高校生が「音」から発電に成功】
https://ideasforgood.jp/2024/09/11/noise-electricity/
・アメリカの17歳の高校生、ギョンユン氏が、音から発電できることを研究で証明。スポーツスタジアムの模型で発生する音波による振動を電気エネルギーに変換することに見事成功
・ギョンユン氏が用いたのは、圧力から電気を生み出す「圧電効果」という現象。音は、物体の振動によって引き起こされる圧力波の一種であるため、この原理を応用可能
・ギョンユン氏は、スポーツスタジアムのほか、交通量の多い都市部や機械の騒音が絶えない工場などにもこの技術を適用できるのではないかと述べている
以上、記事引用参考
音で電気を作る。まだまだ広がる音の可能性。
音楽家の私は音楽はもちろん、音にも興味があるので、これまでにも、超音波で運搬、認知症予防の周波数などなど、音の可能性についてブログで書いてきました。
今回取り上げる、音で電気を作るという研究は、そんな音の可能性をさらに広げるものですね。
たしかに、音は空気の振動ですから、その振動エネルギーを電気に変えるということは、可能なのかもしれません。
現在の私たちの電力は主に、火力、太陽光、水力、原発、などです。
ほとんどのものが、地球の資源(自然)の恩恵によるものです。
しかし、もしも今回のような音の電気化が成功すれば、
はじめて、人間由来の電力が生まれることになるのかもしれません。
スポーツ会場、ライブ会場、工場、工事現場、都市部の騒音など、人が出す音たちで電気が生まれれば、人間由来の循環型エネルギーになりえます。
それはとても画期的ですね。
極端な話をすれば、
人間社会において、音のないところなんてほとんどありませんから、
もしも、音の電気化デバイスが高性能になれば、どこでも、音から電力を補充できることができるようになるかもしれません。(妄想)
まだ、音からの発電が成功したというだけですから、いろいろと気が早い話をしてしまいましたが、とてもワクワクする研究だと思いました。
ではでは
もちろん、地球資源(自然)を活用した電力の循環のことも同時に考えなければいけません。人間社会による循環、地球資源の循環、規模の違う循環(円)ですが、どちらも大事だと思います。