スーパースパイクでタイムが最大3.1%短縮。技術がすごい?人間がすごい?成果を決める3要素。
【先進技術を詰め込んだ「スーパースパイク」は中距離走のタイムを最大3.1%短縮するとの研究結果】
https://gigazine.net/news/20241002-super-shoe-technology/
・2024年のパリオリンピックでは、32の世界記録が更新されました。その一因は、スーパースパイクをはじめとするシューズの性能向上にあります」と研究者は主張
・新たにマサチューセッツ大学の研究者らのチームが、カーボンファイバープレートなどを使った「スーパースパイク」は、800mから1500mの中距離レースに出場するアスリートのスピードを平均2%、最大3.1%向上させることができると報告
・中距離ランナーがスーパースパイクを履くようになったのは2019年頃からで、近年では高いレベルの競技シーンにおいて、ほぼ全てのランナーがスーパースパイクを履いているとのこと
・スーパースパイクは、厚みがありながらも軽量で、弾力性が高く、しなやかなミッドソールに硬いカーボンファイバープレートが組み合わされている
以上、記事引用参考
技術がすごいの?人間がすごいの?成果を決める3要素
厚底シューズによって、多くの記録が更新されたことは記憶に新しいですが、シューズの進化はまだまだ止まらないようです。
研究によれば、スーパーシューズをはくと、スピードが平均2%、最大3.1%向上したそうです。
オリンピックのような競技会において金メダルとそうでないアスリートのレースタイムの差はわずか0.5%未満であることを考えると、スーパーシューズを履くか履かないかで成績は大きく変わる可能性があります。
このように、スポーツに限らず、色々な分野でも、技術の進化によって、人間が生み出す成果はどんどん大きくなっていると思います。
たとえば、神童とも呼ばれたモーツァルトは35年の生涯で、700曲以上作曲、未完のものを含むと900曲を超えます。(先日、未発表曲が見つかりましたね)
一方で、現代の音楽家の端くれの私も、およそ20年の音楽活動で、デモ音源すべて数えれば数百曲、作曲してきています。
曲数だけでいえば、私はモーツァルトに引けを取らないことになりますが、そんなことはないですよね。^^;
モーツァルトは手書きで楽譜を書きますが、私はパソコンで音楽を作ります。大きな違いです。(未来のAI作曲家たちはもっとすごいことになっていそう)
改めて思うのは、
成果を決める要素は、
人間自身の能力+培われてきた知識+テクノロジー(技術力)
これら3要素で決まるのかもしれません。
知識や技術力という点で、現代人は昔の人に比べれば恵まれているので、記録更新など、大きな成果を生み出しやすいことは当然なのかもしれません。
私たち現代人は、そういったことを忘れずに、謙虚に、そして感謝しないといけませんね。
そして、
より成果を出すために、
上述した3要素を意識して、
自分自身の能力を高め、知識を培いアップデートし、最新の技術力取り入れ活用していかないといけないと思います。
スーパーシューズの話から、そんなことを思うのでした。
あなたは成果を出すために、3つ要素をしっかりとアップデートし、レベルアップできていますか?
ではでは
もしも、これまでの人間自身の能力、知識力、技術力を数値化、グラフ化できるなら、どういうグラフになるんでしょうね。知識力や技術力の右肩上がりは当然ですが、人間自身の能力はどれくらい右肩上がりなのか気になります。(知識や技術を差し引いた、純粋な人間の能力はいかほどか)