“熱力学第二法則の例外”を発見か。前提条件の大切さ。

【”熱力学第二法則の例外”発見か 熱が「冷たい→熱い」場所に流れる状況とは? 米研究者らが発表】
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2411/11/news027.html

 

・ 「熱は高温から低温へ流れる」という物理学の基本原理が、特殊な条件下では異なる振る舞いを示すことを明らかにした(米カリフォルニア大学サンディエゴ校に所属する研究者ら発表)

・研究チームは、コンピュータシミュレーションを使って、重力場の中で特殊な状態のガスが入った箱を調べた。このガスは「クヌーセンガス」と呼ばれ、通常のガスとは異なり、ガスの粒子同士がほとんどぶつからない非カオス的な状態になっている

粒子同士の衝突が希薄な非カオス的状況下では、箱の下部が上部より低温であっても、粒子が上方に移動して低温部から高温部へと熱を運ぶ現象を確認できた

・この発見は、熱力学第二法則を否定するものではなく、特定の条件下では熱の移動方向とエントロピーの増加という法則の2つの要素が異なる振る舞いを示す可能性を明らかにした。この現象は、エネルギー保存則(熱力学第一法則)に従いながら、通常とは異なる熱力学的状態を実現できることを示している

 

以上、記事引用参考

 

 



 

 

前提条件の大切さ

 

相変わらず、こういうマニアックな発見が好きな私です。好奇心旺盛。

 

熱力学第二法則と言うと少し難しく感じますが、熱は高温から低温に流れるものと言われれば、わかりやすいですよね。

 

私たちも生活の中の実感として、この法則はなんとなく感じていると思います。

 

ただ、今回の研究によれば、

クヌーセンガスと呼ばれる、ガスの非カオス状態において、低温から高温に熱が運ばれる現象を確認したそうです。

 

低温から高温へ熱が移動するって、想像しがたいですよね。

 

こういう研究を見て思うことは、前提条件って本当に大事なんだなってこと。

 

すぐ頭に思い浮かんだのが、二重スリット実験。

こういう科学ネタが好きな人はご存知な方も多いでしょう。

簡単に言えば、観測者の有無によって、量子の振る舞いが変わるというもの。

 

この世を構成する量子ですら、前提条件で変化してしまうのですから、やはり、前提条件って大事だなと思わされます。

 

もしかしたら、今後、

モノは下に落ちるもの、時間は戻らない、老化はすすむもの、などなど、私たちが当然と思っている法則さえも、何かの前提条件が発見されれば、覆るかもしれません。そして、UFOやタイムトラベルなどを妄想^^

 

私たちは目の前のことや事象にとらわれがちですが、

目の前ではなく、その一歩手前、奥側などのように、前提条件を意識して考えてみることも大切なのかもしれません。

 

上記のマニアックな研究結果を見て、私はそんなことを思うのでした。

 

ではでは

 

前提条件、それは環境かもしれないし、考え方、意識の方向かもしれません。それ以外にも色々な前提を考えられますね。常に「そもそも」を考えてたら疲れちゃいますが、たまには、そこを考えるのもいいかもしれません。

 

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