ウイルスの振動(音)でウイルスを判別、状態を把握。さらなる音の可能性。
【個々のウイルスの発する「音」を聞く技術を開発】
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/170093
・ミシガン州立大学の研究チームは、ウイルス1粒がわずかに揺れる“自然振動”を光でとらえる新しい技術「BioSonicsスペクトロスコピー」を開発
・ウイルスが示す周波数(音の高さ)や、どのくらい長く振動が続くかを測定することで、ウイルスの種類を見分けたり、殻(カプシド)や表面のタンパク質の変化を追跡したりできる可能性
・得られる振動の情報は、ウイルスの大きさ・形・硬さ、そして表面にあるタンパク質と周囲の環境との関係などを“指紋”のように映し出す
・将来的には、研究室や病院だけでなく、空気中に浮かぶウイルスを一つひとつ検知して、種類を自動的に判別するセンサーを作ることも
・ウイルスが細胞に入る瞬間や、自分自身を組み立てて増殖していく過程を“音”の変化としてリアルタイムに観察することも期待
・「どの種類なのか」だけでなく「いま壊れかけているのか」「感染力が高い状態なのか」といった活動レベルを直接把握できるようになるかもしれない
・患者さんの体から採取したサンプル中に存在するウイルスが、遺伝子解析をする代わりに音を聞いて「どんな種類なのか」「増殖が始まっているか」を早期に判断できれば、病気の広がりを抑えたり、治療を素早く始めたりすることができる
以上、記事引用
ウイルスの音??さらなる音の可能性。見えなくても、わかる時代へ
音楽家として、音楽はもちろん、音にも興味のある私です。
これまでのブログでも、
音で体を治す、音で認知症を治す、音で発電する、音(超音波)で物を運ぶ、音で攻撃する、などなど、紹介してきました。
そのようなブログを書くたびに、音の可能性は物凄いなといつも感じていました。
そして、今回はさらなる音の可能性のお話です。
なんと、音でウイルスを判別、ウイルスの状態さえも把握できるのではないか、という技術です。
ウイルスはナノレベル(1ナノメートル=1ミリメートルの100万分の1)の極小ですから、光学顕微鏡でもはっきり観察できず、電子顕微鏡という特殊な装置でやっと見れるものです。
見れないほど小さいなら、聞けばいいじゃないか、
と研究者が考えたかどうかわかりませんが、^^
ウイルスの小さな振動をとらえることで、聞くことで、ウイルスの種類や状態がわかるというのですからすごいです。
この技術が実用化されていけば、ウイルス以外の場面でもいろいろ活用できそうですよね。たとえば、ウイルスだけでなく、普通に、体内の検査にも使えそうです。内蔵の音を聞いて状態を確認するみたいな。(今も似たような診断方法があると思うけど、さらにすごいバージョンに)
あと思ったのは、
監視カメラとかにも、この技術や機能が装備される可能性もありますね。
夜、暗闇で見えづらい時、さらには小さすぎて認識できない場合には、この機能はとても役立つのではないでしょうか。
監視カメラで見えなくても、監視マイク?がちゃんと聞いているというイメージです。
もちろん、そのマイクは普通のマイクではなく、上記のような、わずかな振動をとらえ、判別したり、状態を把握できるものです。
たとえば、人間という生き物は、常に呼吸していたり、脈を打ったりしています。歩くスピードやテンポも人それぞれでしょう。
なので、人間ひとりひとりが違う音を発していると考えてもいいと思います。
つまり、すべての音を分析すれば、音で人間を特定することも可能になるかもしれません。
そうなると、超敏感に認識する監視マイク的なものは、将来ありえるかもしれませんよね。
もっと言えば、
すべてのスマホにも、同様な機能がつくかもしれませんね。そうしたら、本当、すべてが筒抜けですね。^^;(現在も、スマホは私たちの日常を見たり、会話を聞いているという話がありますからねえ)
上記のような技術が今、話したようなレベルになるのは大分、先かもしれない?
いやいや、
25年くらい前のインターネット黎明期を思い出してください。あの頃は、重いサイトひとつ読み込むにもすごい時間がかかっていたんですよ。
今では、みんなの手元で(スマホで)動画もサクサク読み込みます。
そう考えると、上述した私の妄想も、結構、早いうちに実現するかもしれませんね。
ではでは
この地球上に無音のところはないわけですから、すべての振動をとらえて分析できるようになったら、本当にすごいことになりそうです。
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