組織、コミュニティ、集団。人数規模の重要性。科学的根拠が示すダンバー数。その数は?

【会社員なら知るべき「人数」が超重要な科学的根拠】
https://toyokeizai.net/articles/-/803058

 

ダンバー数とは1人の人がある時点で人間らしい関係を維持できる人数の上限を意味する

・私的な社会的ネットワークにおいては、ダンバー数は人が相手に対して義務感を覚える最大の人数と定義される

調査をすると、ダンバー数の平均は155人。

150人より疎遠な関係の人に対しては、私たちは利他的行動を取るのにより慎重になる。遅かれ早かれ(できれば早めの)見返りを期待するようになる

150人の境界線の外では、相互関係は一種の取引のようになる

150人を超えると、集団がどんどん不安定になる。交渉が難しくなり、コミュニティ内の情報の流れが滞り、物事が思い通りに進まない。相互に連絡不可能なサイロ(派閥や縄張り意識)が生まれ、人々は疑心暗鬼になって相手を信用しなくなる

・ケースによっては、民主的なコミュニティを150人に維持すれば、法律、規制、階層、警察などが不在でも、対面の対話によって商売上の取決めや社会問題に対処できる(誰もが全員を知っているので、みなコミュニティ全体に対する義務感を負っているから)

・教会の会衆が150人の上限を超えると問題が起きるというケースもある(信徒たちの信仰心が冷めて、1人当たりの献金額が減り、教会が自分たちのニーズに応えていないと感じはじめる。一方の牧師も会衆全員を知るのは難しいと感じ、個々の人の期待に応えられない)

 

 

以上、記事引用参考

 

 



 

 

集団、組織、コミュニティ。150人というダンバー数の大切さ

 

会社やコミュニティなど、私たちは常に何かしらの集団の中にいます。

 

その集団の人数、規模感がとても大事というお話です。

 

ターニングポイントとなる人数はおよそ150人。

人間らしい関係を維持できる上限であるダンバー数はおおよそ150人ということです。

 

記事の中にある、コミュニティの中においての情報の流れの効率を示す効率指数と、グループサイズ(人数規模)のグラフを見ると、150人あたりを超えてくると、ガクッと効率指数が下がっているのがよくわかります。

このグラフからも、150人を超えるとそれぞれの関係が希薄になる様子が伺えます。

 

上述した、教会の会衆が150人超えた時の話も興味深いです。

 

人数の規模が大きくなればなるほど、それぞれの関係性が希薄になるのは当然のことだと思いますが、150人を超えると、ガクッと関係性や組織の機能性も下がるようです。

 

150人を超える組織やコミュニティを運営する人は、注意した方がいいですね。

また、組織やコミュニティに、これから参加しようとした際、それらのグループサイズが150人より多いのか少ないのかということも、チェックした方がいいかもしれません。中身も大事だけど、規模感も大事ということです。

 

あなたの現在、関係するコミュニティのグループサイズはどれくらいでしょうか?

改めて、確認してみるのはいかがでしょうか。

 

ではでは

 

ダンバー数について考えると、何でもかんでも、多ければいい、大きければいいということではないことがよくわかります。

 

 

 

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です