グーグルが誓約を変更。強者の約束と弱者の約束の違い

【グーグル、AIや兵器や監視ツールに「使用しない」誓約を削除】
https://wired.jp/article/google-responsible-ai-principles/

 

・。グーグルは2018年に基本理念を発表しており、そのなかで「全体として害を引き起こす、または引き起こす可能性のある技術」、「人々に危害を加えること、または直接的に危害を助長することを主な目的とする、もしくはそのような実装がなされる兵器やそのほかの技術」、「国際的に認められた規範に違反する監視目的で情報を収集または使用する技術」、「その目的が国際法や人権の広く認められた原則に反する技術」を追求しないと約束していた

・グーグルは2月4日、人工知能(AI)やそのほかの先端技術の使用方法に関する基本理念を見直すと発表。これらの文言を、すべて削除した

・グーグル幹部は、AIの基本理念を見直す必要があった背景として、AIの利用拡大、標準規格の進化、そしてAIを巡る地政学的な競争を挙げている

 

 

以上、記事引用

 

 



 

 

強者の約束、弱者の約束。大事なのはパワーバランス

 

約束を破る人って、信用されないし、なんか嫌ですよね。

でも、上記のグーグルの話を聞くと、

約束破りが評価を落とし、信頼を落とすというのは、あくまで個人レベルの話であって、大きな組織や強者には適用されないのかな?と思ってしまいます。

 

同等、もしくは弱者には約束の力が通用するけど、

強者には約束という力は通用しない

、という感じでしょうか。

 

たとえば、

利用規約の改定などはよくあることですが、提供する側の強者は、それによって大きなダメージを負うことはほどんどありません。

でも、

ユーザーが規約を破れば、もちろん一発アウトです。

 

国や政府が選挙前に言っていたことをやらない、もしくは逆のことをやっても、そこまで大きな問題にならないことも同様ですね。

もちろん、デモなどで抗議をするケースもありますが、分母の数から言えば、少数なので、大きなムーブメントになることはほとんどありません。

 

いずれ、戦争にAIやロボットが投入されていくだろうとは思っていましたが、

グーグルの誓約変更の話のように、具体的な動きが見えてくると、やはり残念な気持ちになります。

 

この誓約変更に抗議する形で、全世界のグーグルユーザーが、グーグルのボイコットをしたら、何かが変わるのかもしれませんが、それは非現実的ですね。

こう言う私だって、グーグルマップは手放せません。^^;

 

やはり、

グーグルという強者には約束というものは通用、適用されないが、

グーグルユーザーという弱者?には約束は通用、適用される

、ということなのでしょうかねえ。

 

パワーバランスが約束の効力を決めると言ってもいいのかもしれません。

 

今の世界は強者同士のパワーバランスで約束事が決まっているように思います。(これまでもそうだったけど、さらにそうなった)

でも、

市民、国民がもっと横でつながって、新たなパワーバランス築けば、

世界にとって素晴らしい約束事を強者にも守らせることができるのではないかと漠然と思う私です。

 

もっと、ざっくり言うと、

こっちは約束を守るようにしてるんだから、そっち(強者)も守れよな!!

 

、と思います。笑

 

以上、グーグルの誓約変更の件で、また色々と思うのでした。

 

ではでは

 

約束を守る、ルールを守る、ということの意識が、あっちとこっちで違いすぎますよね。

 

 

 

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