高いところにいると意識も俯瞰状態になる?

人は高い場所にいると大局的な意思決定をするとの研究結果
http://irorio.jp/kondotatsuya/20140712/148162/

 

これ、おもしろいですね。

 

高いところにいる場合、もしくは高いところにいると想像させると、その人間は大局的なアプローチをとる傾向にあるそうです。

 

言い換えると、

 

高い場所にいる人は「なぜ?」という理由をベースに意思決定をするのに対し、

低い場所にいる人は「どのように?」という手段ベースで意思決定をするようです。

 

まだちょっと捉えにくいかな?

 

私なりにさらに解釈すると、

 

高い場所にいる人は「長期的なメリット」が判断基準となる

低い場所にいる人は「短期的なメリット」が判断基準となる

 

、、とも言えるかもしれませんね。

 

上の記事でも紹介しているように、

 

ショッピングセンターの上層階では多機能、高機能の商品を販売し、下層階では実用性の高い商品、価格安の商品を販売する。

 

SUVなどの車高のある自動車を試乗したお客には値引きではなく、付加価値のあるオプションサービスを提供し、セダンを試乗したお客には値引きのサービスを提供する。

 

、、といったようなマーケティングというか、サービスのあり方を提案しています。

 

 



 

 

改めて、やはり、高いところの人は長期的メリット、低いところの人は短期的メリットという私の解釈は間違ってはいないと思うのですがどうでしょう。(私の解釈をごり押し。笑)

 

記事の最後では、「今回の研究は実験に基づくものだったが、今後は高層階に住む人に大局的アプローチを取る傾向があるかどうか、このような現象がどの程度持続するのか、といったことも検証していきたい」と言っています。

 

つまり、現実社会でどれだけ、こういう傾向があるかはまだ未知数なようですが、今後、こういう意識で世界を見て行くとまたおもしろいかもしれませんね。

 

例えば、

 

背の高い人は低い人に比べて、大局的、長期的な意思決定をするのかもしれない。

 

教壇に立つ先生は、生徒のことを大局的に見ているのかもしれない。一方で、大学の教室のように、生徒の席が階段状で高くなっている場合は、逆に生徒が先生のことを大局的に見つめているのかもしれない。(この授業はホントに役に立つのだろうか、みたいに冷めて見ているかも??笑)

 

映画や、何かのステージを観る時、どの高さの座席を選ぶかで、その人の意思決定の傾向が見えてくるかもしれない。(もしくは、高い座席で観ると大局的視点で、低い席だとその場その場のめり込む感じでそのステージを観るのかもしれませんね。)

 

高地に住んでいる人は大局的、長期的メリット、川辺などの低地に住んでいる人は短期的メリットを重視しているかもしれない。(確かに、自然災害を考えると高地の方がいいかもしれませんし、水の利用など、日々の生活のことを考えると低地の方がいいかもしれませんよね。)

 

「高いところにいると大局的になる」という研究結果に加えて、「高いところを好んで選ぶ人は大局的かもしれない」という、以上のような私の拡大解釈も入りましたが、

 

まあ、今、思いつくだけでも、色々とおもしろいケースが出てきますね。^^

 

みなさまも上の研究内容がどこまで適用されるものなのか色々なシチュエーションで検証、観察してみてくださいね。

 

とりあえず、喧嘩をする時はお互いが高い場所(夜景が見える場所とか?)の方が良さそうですね。(短絡的に関係が終わることを回避できるかも。笑)

 

ではでは

 

 

でも、バンジージャンプする人って大局的じゃないですよね?短期的な喜びを追求しているような気がします。。お、研究結果の矛盾を見つけてしまったか?笑。いやいや、ストレスを発散させて、長期的に心身のメリットを得ているかもしれませんからねえ。何が大局的なのかっていうのも一概には言えないわけです。さらに言うと、短期的メリットを追求することだって、別に悪いわけではありません。時には、後先考えずにがむしゃらに頑張ることも必要だったりしますからね。それが結果的に長期的メリットになったりもします。もう、ここまでくるとわけが
わからないですが、すべてはつながっていて、相互関係ってことです。

 

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