人は顔だけで金持ちか貧乏かを見分けられる?(研究結果)

【人は相手の顔だけで金持ちか貧乏かを見分けられる(研究結果)】
https://newsphere.jp/culture/20170821-1/

 

記事によれば、、、

 

・家族の総収入が6万ドル以下のグループと10万ドル以上のグループに生徒(大学生)を分けて顔写真をとる
・別の被験者にその写真たちを見せて、その写真の生徒がどちらのグループかを直感で当てさせる
・かなりの確率で的中させる
・無表情の顔の方が、こういった社会的階級を当てやすくしている(笑いなどの表情があると当てにくい)
・脳内のニューロンが敏感に機能し、こういった顔の判別がされているのではないか

 

、、、以上、記事引用参考。

 

私、前にこんなブログを書きました。

 

【相手を信頼できるかは脳が決める?自分が決める?】
https://amimako.com/science-partner-confidence-brain-decision/

 

人間は相手の顔を見て、瞬間的(無意識)に、相手のことを信頼できるかどうかを判断している、という話です。

 

だから、今回の顔による貧富の判別も、瞬間的に脳レベルでしてしまっているのではないかと推測。

 

 



 

 

脳は結構、機械的に物事を遂行しますから、読み取る表情はなるべくフィルターのかかっていないニュートラル(無表情)な情報(顔)の方がいいのかもしれません。逆に言えば、読み取られたくなかったら、表情豊かな方がいい?(確かに、いつもニコニコ顔の私は「何を考えているのか読めない」と言われたことはあります。)

 

今回の実験は大学生の若者ですが、この実験を中年層の顔でやったら、どうなるんでしょうねえ。たぶん、判別する精度は下がると思います。なぜなら、社会的階級、家庭の貧富の影響は、若年層までに多く受けそうだからです。(家庭の影響は若い時が一番受ける)おっさん、おばさんになったら、複雑な要素が絡んで、顔ににじみ出てきそうだしね。^^;

 

年齢による顔の判別の精度の話は、とりあえず置いておいて、、

 

とにもかくにも、

 

顔によって、社会的階級や信頼できるかどうか、などなど、あらゆることが脳レベルで瞬間的(無意識)に判断されている可能性は高いです。

 

人を見た目で決めることや、偏見で人を見ることは良くないとは言いますが、上述のことを考えると、現実レベル(脳レベル)では、人は常に見た目で判断され、偏見からスタートすると言っても過言ではないかもしれません。

 

そもそも、第一印象と言うように、印象を持つこと自体も一種の偏見とも言えます。(相手のこと知りもしないのにね)

 

だから、最初に脳レベルの判断や偏見ありきで、それらをどのように変えていくか、覆していくのか、というものが人間関係の現実なのかもしれません。

 

最初に決められたものを、徐々に良い方向に変えていきましょう。
(上述のように、最初のスタートの部分は自分では決められないみたいですから^^;)

 

ではでは

 

 

無表情(真顔)だと自分の情報が相手に筒抜けだとすると、表情豊かな方が駆け引きはうまくいくかもしれませんね。近頃、笑顔の高校球児が多いですが、それはもしかしたら、理にかなっていることなのかもしれません。(相手に読まれにくい)

 

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