人のモチベーションは報酬であがる?罰金であがる?人の心の動きの傾向を知っておこう

【「報酬」と「罰金」、どちらの方が強いモチベーションになるのか?】
https://www.sinkan.jp/news/8005?page=1

 

本の宣伝の一部ですが、おもしろかったのでピックアップ。

 

■インセンティブ(刺激)は「成功したらあげる」よりも「失敗したら取り上げる」が効果的

 

【実験】
A:子どもたちに20ドルを渡し、「前回よりも点が下がったらその20ドルを取り上げる」(罰金)
B:「前回よりも点が上がったら、試験後すぐに20ドルをあげる」(報酬)

 

結果、Aの罰金系グループの子どもたちの方が点数がはるかによかった。

 

これを見て、私は昔に書いたブログを思い出しました。

 

【ルックスが良いと良いことばかり?】
https://amimako.com/mathematics-looks-good-things/

 

「人間は、今ある状態から上がりたい欲望よりも、下がりたくない欲望の方が強いのではないか」(安定欲求?生命維持本能?)

 

「実際、生活水準が上がる、よりも、生活水準が下がる、と言われた方が心が揺れるのではないか」

 

↑こんなことを昔、ブログで書きましたが、ちょっとリンクしていると思いませんか?

 

続いて、、

 

■チーム(組織)を強くするには「競争心」よりも「向上心」をあおった方が良い

 

他者との競争は過信を生みやすく、自分との競争は意欲を生み出しやすいことが示されている。

 

単純に考えて、組織としてはチームワークが大事ですからね。競争はメリットもありますが、足を引っ張り合うようなデメリットもありますからねえ。(悪い相乗効果も生まれかねない)一方で、向上心は個々でレベルアップしたりして、組織としてのメリットはより高そうです。(小形の勝手解説)

 

■モチベーションは「キャンディひとつ」でも強化される

 

いい大人の医師がキャンディひとつもらっただけで、仕事効率を上げたという実験結果があるようです。些細なことでも「良い気分」を作ってから仕事にとりかかる重要性が見えてきます。

 

以上3項目、人のモチベーションをコントロールするためのポイントを記事の中から引用。

 

 



 

 

改めて、人間のモチベーション、やる気、というものはちょっとしたことで変わってしまうのだなと思いました。

 

報酬系の言葉、罰金系の言葉というものを考えた時、
ポジティブフレーム、ネガティブフレームというものともリンクしてくるのかなと思いました。

 

またまた過去のブログですが、興味ある方はこちらもどうぞ↓

 

【視点を変える、変えさせる言葉。】
https://amimako.com/society-point-of-view-change-words/

人はポジティブフレームではリスク回避型になり、
ネガティブフレームではリスク志向型になる傾向がある

 

こんなことを知っていると何かの役にたつかもしれません。(ひとつの広告コピーのテクニックです)

 

言葉ひとつで人の心は動きます。聞く方も言う方も注意深くいきましょう。

 

ではでは

 

 

上の情報は子どもの教育はもちろん、大人にも十分活用できますよね。なにせ、キャンディひとつでも変わっちゃうんですから。(大人と子どもで大差ない?)^^そうそう、キャンディを常に持ち歩いているおばちゃんは実はやり手なのかもしれませんね。笑

 

おすすめ