若い世代ほど結婚にメリットを感じないことが調査で明らかに

【結婚にメリットがないことが遂に科学的に証明される 研究者「既婚者のほうが孤独でストレス値が高い」】
https://hbol.jp/152314

 

記事によれば、、、

 

カリフォルニア大学の調査で判明したこと
(72000人、全世代の既婚者に対して、過去50年のあいだ行われた調査)

 

・心疾患になりにくい
・脳卒中リスクが下がる
・うつ病の発症率が低い

 

一見、結婚のメリットが際立つように見えますが、世代別に調査をしてみると違う内容がわかってきます。

 

オハイオ州立大学の調査で判明したこと
(12373人、世代別の既婚者を調査

 

・古い世代ほど結婚によって健康レベルは上昇する
・近年に生まれた世代ほど結婚しても健康にはなりにくい

 

これは社会の構造が変わったからではないかと言われています。その具体的理由が以下。

 

・現在では、結婚相手がいなくても他のコミュニティで豊かな人間関係を築ける
・両親世代の高齢化により、配偶者がいなくても経済的にやっていけるようになった
・昔と違って独身者に対する偏見が減ってきた
・独身でも経済的に自立することが可能になってきた

 

さらに、これらのことをさらに結論付ける研究

 

マサチューセッツ大学の研究での結論

 

・実は独身者のほうが、肉親や友人とコミュニケーションが多く幸福度も高い
・既婚者のほうが孤独なケースも意外なほど多い

 

「結婚は人生のライフガードではなく、ストレスと喧嘩の原因なのだ」

 

、、、以上、記事引用。

 

 



 

 

古い世代ほど結婚のメリットがあって、若い世代ほどそのメリットは少ない、というような内容は本当にその通りかのかもしれないなと思いました。(ここで言うメリットとは身体的と精神的の両方ということにしておきます。)

 

上述のような傾向になる原因として、インターネットやSNSの存在が結構大きいのではないかと私は分析。

 

ネットやSNSは人とのつながりを簡単に生みます。つまり、コミュニティ=世界との接点を多く生みます。

 

古い世代はたぶん、結婚したら、良くも悪くも、結婚の世界にどっぷり。
若い世代はたぶん、結婚しても、良くも悪くも、結婚の世界以外に広がる多くの世界と常に触れ合う。

 

この辺から色々推測していくと、上述のことが色々と読み解けそうな気がします。

 

ただ、今の若い世代の人間で、
多くのコミュニティ=世界とつながれるからこそ、孤独を感じる人もいるでしょうし、逆に、多くの選択できる世界がありながら、喜んで結婚生活(世界)にどっぷりを選び、幸せを感じる人もいると思います。

 

そうです。結局は人それぞれで、自分が決めるという話なのです。笑

 

多くのコミュニティ=世界を選べる今の時代は、生きやすくも生きにくいのかもしれません。ただ、それを決めるのは自分に他なりません。

 

上の研究結果は、あくまで傾向のお話ということです。

 

ではでは

 

 

【10代、20代に結婚した夫婦の離婚率は高い?】
http://cheatinv.com/616.html
データを見ると、若い世代ほど離婚率が高いです。もしかしたら、上記のことが少なからず影響しているから?

 

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