アスリートのピーク年齢は27歳?いろいろなピークについて考える。
【アスリートは何歳でピークを迎えるのか?】
https://gigazine.net/news/20240801-olympic-athletes-peak-age/
・カナダ・ウォータールー大学の研究チームが新たな論文で、「陸上競技のアスリートがピークを迎える年齢」を統計学的に分析
・今回研究チームが調査した「陸上競技」には短距離走や長距離走、跳躍、投てきなどが含まれる
・研究チームは、1996年のアトランタオリンピックとそれ以降のオリンピックで陸上の個人種目に参加した全アスリートを対象に、年齢ごとのパフォーマンスデータを収集
・結果、陸上競技のアスリートがオリンピックに参加した平均年齢は、過去30年間で男女ともに一貫して「27歳弱」であることが判明
・「私たちの研究では興味深いことに、アスリートのピーク年齢の中央値が27歳であることも示されました」と語る
・研究チームによると、27歳を過ぎた後にアスリートのピークがやってくる確率は44%であり、その数字は年々減少していった
以上、記事引用参考
いろいろなピークについて考える
パリオリンピックで多くのアスリートが活躍してますね。
観戦していて思うのは、勝負の世界は華やかでもあり、残酷でもあるということ。
メダルをとる、とらないで、アスリートの今後の人生には大きな違いが出るでしょう。
ましてや、
今回の研究では、アスリートのピークの平均は27歳ということが判明(記事の中では、中央値とも言っているけど、どっちだろう。。平均と中央値じゃ意味が違うから)
テクニカル面、メディカル面などの発展によって、アスリートの活躍期間は伸びているとはいえ、30半ばから40歳くらいまで活躍できたら御の字でしょう。
そう考えると、現役人生よりも、引退後人生の方が長いわけですから、そういう面でも、アスリートは大変だなと思います。(実際、これは問題視されていることです)
ちなみに、
体(身体能力)のピークはおよそ27歳ということですが、
知能はどうでしょう。
【加齢と脳機能の衰えは無関係?知能は経験の積み重ねで向上する】
https://www.adeccogroup.jp/power-of-work/132#:~:text=%
こちらの記事では、知能のピークは平均67歳で迎えると言われています。
これを読んで、知能はまだまだ上げられるなと思い、励まされる、40代の私です。^^
能力のピークに関しては、
以下のようなことを、ブログで書いたことを思い出しました。
【60代でピークを迎える能力もある?ピークは20歳とは限らない。年代ごとに迎える能力いろいろ】
https://amimako.com/philosophy-60age-peak-ability-20age/
【創造力のピークは平均42歳?寿命の61%?この研究結果に作曲家の端くれが物申す!】
https://amimako.com/mathematics-creativity-age-42-study-61percent-life/
このように、身体能力や知能など、様々な能力のピークが存在しますが、
大事なことは、ピークアウトし落ちていく能力、まだピークアウトせず、まだ強化できる能力、それらを自分の中で意識し、把握し、折り合いをつけながら、生きていくことなのかもしれません。
あと、能力とは少し違う話になるかもしれませんが、
よく耳にする以下の言葉。
「今、この瞬間が、生きている人生の中で一番若い」
私はこの言葉は結構大事だと思っています。
私なりにこの言葉を言い換えると、
何かをやろうと思った時、
今この瞬間が、一番やれる気力や体力があるし、
今この瞬間が、一番、人生の残りの時間がたくさんある
(やろうと思ったことをやり切れる時間と気力と体力が、今この瞬間に一番ある)
とも言えるわけです。
つまり、時間と気力、体力のピークは今この瞬間が一番ある、ということ。
少し話が長くなってしまいましたね。
能力のピーク、時間のピーク、体力、気力のピーク。
ピークについて、いろいろと考えさせられます。
ではでは
10代、20代の若い時はまだいいんですが、ある程度の年齢になったら、減っていくもの、増やせるものの意識はとても大事だと思います。