テニスの勝敗は唸り声の高低で決まる?英研究

【テニスの勝敗は試合中の唸り声で決まっている?英研究】
http://newsphere.jp/culture/20170718-4/

 

ウィンブルドンテニス、男子では、フェデラーが史上最年長で見事優勝しましたね!(自分の年下だけどね^^;)

 

そして、これ、興味深い研究ですよね。

 

・テニスの試合中に発された選手の唸り声は、試合に負けた時の方が勝った時よりも高い声である
・テニス選手に他の選手の負けた時と勝った時の唸り声の短い映像を見せると、映像を見たテニス選手にはどっちが負けた時のものかがわかる
・テニス選手の唸り声は選手の状態を教えてくれる有益な情報源になりうる
・攻撃的な吠え声や恐怖の叫び声といった人間の発声が、人間の発声行動の進化に関する更なる手がかりを持っている

 

以上、記事引用参考。

 

試合に負けた時の方が唸り声が高い

 

なんとなくわかるような気がします。例えば、1000本ノックのようなテニスの猛特訓をしている選手を想像してみてください。たぶん、最後の方の追い詰められた状態の時の声は、ちょっと泣きの入った、高い声になりそうですよね。逆に、余裕がある時は、低めに唸る感じ。

 

確かに、唸り声でその選手の調子やメンタルの状態はわかるかもしれません。

 

 



 

 

さらに言うと、
実は、音楽家の視点でも、同様のことが説明できると思うのです。

 

高い声を出すという行為は、声帯を狭める行為でもあります。つまり、呼吸としては困難になります。
低い声は逆に、高い声に比べて声帯が広がっている状態なので、呼吸は比較的、楽です。

 

まとめると、

 

高い声=声帯狭め=呼吸苦しい
低い声=声帯広め=呼吸が楽

 

逆に言えば、

 

苦しいから→高い声になる
余裕がまだあるから→低い声になる

 

、、とも言えると思います。

 

「試合に負けた時の方が唸り声が高い」の説明として十分、理にかなっているのではないでしょうか。

 

今度、唸り声を気にしてテニス観戦してみるのもいいかもしれませんね。

 

ただ気をつけなければいけないのが、これは、A選手とB選手が試合をしてて、B選手の方が唸り声が高いから負ける、という話ではなく、A選手が普段より高めの唸り声なのか、低めの唸り声なのかという話です。

 

だから、普段からその選手の唸り声を聞いていて、普段より高いか低いかを判断しなければいけません。(難易度高い?)

 

もっと言えば、声の調子でその人の調子がわかるという話は、テニスに限らないと思います。

 

大切なあの人の声も普段からよく聞いておくのもいいかもしれませんよ。
声の変化で何かがわかるかもしれません。

 

ではでは

 

 

高い声=苦しい、低い声=余裕がある、とイメージしておくと、また違った見方が色々できて面白いかもしれません。例えば、「はっはっはっ」という低い笑い声は、余裕を持った笑い方とかね

 

 

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