後世に残るロングヒットする文章(小説)。そのパターンが判明。それに思うこと。

【「文の響き」だけで百年後も読まれる本を70%の精度で判定することに成功】
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/185841

 

・時代を超えて愛される「古典小説」と、一時のブームで終わるベストセラーの違いはどこにあるのか?

・カナダのヨーク大学(York University)で行われた研究。

研究チームは1909年から1923年に出版された英語小説を調べ、当時のベストセラーと100年後も人気のある「タイムレス小説」を比較

彼らは物語の内容には一切触れず、使われている言葉や文の構造といった「文章の響き」だけを手がかりに、機械学習(コンピュータがデータのパターンを学ぶ方法)で両者を見分けようとした。あえて小説の物語の内容やストーリーに一切触れず、「どんな言葉をどんなふうに使っているのか」だけを分析

この方法によって、約71%という高い精度で「時代を超えた古典」か「一時のベストセラー」かを当てることができた。ここで重要なのは、コンピュータは物語を一切読んでいない、ということ(単に言葉の使い方という情報だけで、100年後にも読まれる本を高い確率で予測できた)

・機械学習モデルによって、「古典」として時代を超える作品に共通する、特別な「言葉の特徴」が明らかになった

  1. 複数の人をまとめて指す言葉、「私たち(we)」や「彼ら(they)」などの代名詞が非常に多く使われる傾向があった
  2. 具体的な数字や数を表す単語、さらに少し意外ですが「食べ物」に関する単語も、やや多めに使われていた
  3. 文の長さ(1つの文に含まれる言葉の数)についても、古典作品はやや長い傾向にあることも分かった

・一方、当時だけ人気を集めてすぐに忘れられてしまったベストセラー小説には、これとはまた違った言葉の特徴があった

  1. ・読者に直接語りかけるような「あなた(you)」という二人称の代名詞をよく使う傾向
  2. 友達や会話、助け合いなど、人と人との交流を表す「社会的な単語」が多く使われていることが分かった
  3. 「句読点」(「、」や「。」のような区切りの記号)やアポストロフィ(’)など、文章を区切ったり装飾したりする記号の使用頻度もベストセラーのほうが多いという傾向があった

古典作品はベストセラー作品よりも、一般的に文章がやや難しく、大学生から大学院生レベルの読解力が求められる文章が多いことがわかった

この結果が私たちに伝えてくれるのは、もしかすると時代を超えて愛される作品というのは、誰が読んでもすぐに理解できて共感しやすい、というよりも、少し抽象的で複雑で、「考える余地」が残されている作品なのかもしれない、ということ

 

 

以上、記事引用、参考。

 

 



 

ロングヒットするパターン(データ)に思うこと

 

本の内容ではなく、本の書き方で分析するというのが、おもしろいですね。

 

後世に残るような音楽を作りたいと思っている私にとって、この研究は何かのヒントになるかなと最初、考えました。

 

たとえば、後世に残っている音楽で、すぐ頭に浮かんだのはビートルズ。

ビートルズと上の研究とで、何かシンクロする要素はあるかなと考えてみました。

weやtheyをよく使っている?具体的な数字や単語を使っている?少し内容が難解?

うーん、そんなにしっくり来ないですね。。(難解という要素は曲によってはありますが)

 

やはり、上の研究は、音楽に適用することは無理そうです。。(当たり前ですが)

 

なので、このブログに適用しようかしら?笑

weやtheyをよく使って、具体的な数字や単語を使って、少し内容を難解にしようかしら。^^

そうしたら、後世に残るブログ(文章)になる???

 

そんなことはありえません!!^^

 

なぜなら、今の時代でヒットしていないから!!大人気になっていないから!!

 

今、現在、ヒットしている中から、ロングヒットになるものが出てくる。生き残っていく。

、というのが常道ですからね。

 

なので、上のようなロングセラー(ロングヒット)のパターンを取り入れる前に、今、ヒットすることを考えないといけません。

 

そして、そもそも論ですが、

私はロングヒットも出したいですが、一時のブームのようなヒットも、それもまた良いと思っています。素晴らしいと思っています。

 

だって、その時、その瞬間、その時代を彩ったものですから。

 

侮辱するように、「一発屋」という言葉が使われることがありますが、

一発当てただけでもすごいですよね。(一発屋と貶している、あなたは一発でも当てたことあるのですか?と問いたい)

 

たまに、昔の自分が作った音楽を聴いたりします。

その音楽はロングヒットでもなんでもないですが、あの時の自分、あの時代の自分だからこそ作れた、一瞬のきらめきのような音楽だったなと思ったりもします。

 

上のようなロングヒットの研究もしかり、今、ヒットするための研究もいくつもあります。

ヒットするための色々なパターンがあるのは事実ですが、

そのパターンを取り込んで、作り始めた時点で、独自性は損なわれる可能性があります。

 

実際、上の研究データを取り入れて、今後、AIが大量にそのような文章を作るかもしれませんからね。それこそ、一時的ブームのように大量生産されるかもしれません。(ロングヒットのパターンを取り入れて作ったはずなのに、気がついたら一時的ブームになっている可能性も)

 

こう考えると、

ヒットのために、データやパターンを活用と言っている時点で、自分ならではの、本当の意味でのヒット作品は作ることは不可能なのかもしれません。特に、データやパターンに特化した今のAI時代において。

 

やはり、基本は、自分の内側から湧き出てくるもので勝負。その後ヒットするのか、ロングヒットするのか、そんなの蓋を開けてみないとわかりません!!

 

というようなことを改めて思うのでした。

まあ、これは、いち音楽家の勝手な心情ですが。

 

あなたはヒットしたいですか?ロングヒットしたいですか?

そのために必要なものはなんだと思いますか?

 

ではでは

 

何かに寄せるように作ってヒットしないと後悔しますが、自分がやりたいように作ってヒットしなくても後悔はないです。最近、そんなふうに思います。だから、データやパターンはほどほどが丁度いいと思っている私です。(活用しないわけではないです)

 

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ogatamakoto

青山学院大学卒業後、広告会社へ入社、退社後シンガーソングライターへ、そして作曲家へ。

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