手が温かいと心も温かい?

手が温かい人は優しい!?心理学研究で証明
http://www.japanjournals.com/index.php?option=com_content&view=article&id=4649:717-1&catid=37:uk-today&Itemid=96

 

研究によれば、温かい飲み物などを手に持ってもらった人の方が、冷たいものを手に持った人に比べて、協力的な姿勢を示すようです。

 

「手の冷たい人は心が温かい」という日本で唱えられている一般説に反する形になったといえそうだ、という文でこの記事は終わっていますが、私は違和感を少々感じました。^^;

 

まず、「手の冷たい人は心が温かい」という話は何も科学的根拠もない、単なる俗説です。一般説と言っているところがどうかなと。。

 

もう一点は、

 

「A=C」。つまり「AだからB」ということは「CだからB」という論理展開は私もよく行いますが、

 

「温かいものを手に持つと優しくなる」ということは「手の温かい人は心も温かい」は、、、

 

ちょっと違うと思いませんか?

 

物理的に手が温かくなっているのか、体質的に手が温かいのか、という点で全然違うと思うのですがいかがでしょう。

 

正確には、「手が温かい状態になると、人は協力的になる、優しくなる」だと思います。

 

そういう点で考えると、温和に話を進めたかったら、温かい飲み物を出して、相手の手を温めた方が良さそうですね。(室内温度で手の温度を上げるのありかもね)相手の手を握りながらお話すれば、互いの手が温まるので、それこそベストかも?いや、その状況は既に親密極まりないから、話の次元が違うか。笑

 

 



 

 

まあ、このように、

 

情報の形は読み手によっても変わって行きますし、書き手によっても変わってしまいます。

 

もちろん、このブログの記事も私という「書き手」によって情報が作り出されています。

 

情報には「事実」と、書き手の「判断、思想」が含まれています。

 

情報は氾濫しています。

 

私たちは見ている情報から事実を取り入れているのか、判断を取り入れているのか、をしっかり自覚していかなければならないと私は思っています。(両方取り入れたり、片方だけ取り入れたり)

 

今回の場合の私は判断を切り捨て、事実だけを取り入れた形ですね。

 

みなさまは、どう感じましたか?そして、私のこの情報をどのように自分の中に取り入れますか?

 

ではでは

細かい話をすると、取っ手がついているようなカップでは上で言っているような効果は期待できなそうですね。だから、相手を優しくさせるためには、取っ手のついてない温かい飲み物がよさそうです。というと、コーヒーとかより緑茶とかの方がいいのかな?お〜、協調性のある日本人の心はもしかしたら、こういうところから生まれているのかも?とまた大げさに考えてみる。^^

 

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