知的謙遜がストレスを少なくするという研究結果。自分の専門領域を意識する大切さ。

【「ある考え」が強い人ほど、感情ストレスからの回復力が高まると判明】
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/175987

 

・米カーネギーメロン大学(CMU)の最新研究で、ある性質が強い人ほど、感情ストレスからの回復力が高まることが示された。さらに、これらの人は相手の感情を正しく理解し、共感する力も高かった

・ある性質とは、「知的謙遜」と呼ばれる性質。知的謙遜とは「自分の信念や意見が間違っている可能性がある」ことを自覚して、受け入れる姿勢のことを指す

・知的謙遜、つまり「自分の信念は間違っているかもしれない」と認める能力とも言える

・実験では、知的謙遜のレベルが高い人ほど、他者の感情をより正確に読み取り、共感する能力が高いことが示された

・さらに、知的謙遜のレベルが高かった人ほど、自らが感じる苦痛や不安、怒りなどの感情ストレスが少ないことも明らかになった

・知的謙遜レベルの高い人は、感情的に強い刺激や対立する意見に直面しても、過度に自分の正しさばかりに固執しない傾向

 

 

以上、記事引用、参考。

 

 



 

 

知的謙遜の性質も大事だし、どこから知的謙遜を適用するかも大事。

 

知的謙遜の性質があれば、対立しにくいし、感情ストレスが少ないと言われれば、まあ、そうだろうなと思います。

一方、

真逆の「自分は絶対間違ってない」といつも思っている人は、かなりの確率で対立が起きますし、ストレスが多そうなのも容易に想像できます。

 

だから、みなさん、知的謙遜になって対立を少なくし、ストレスも少なくしていきましょう、、、と言ったら、普通の話(ブログ)ですね!!笑

 

今日も私は面白おかしく思考を巡らせます。

 

SNSでは多くの人が攻撃したり、対立したり、そして、ストレスも感じていそうです。だから、特にSNSの人たちにはもっと知的謙遜が必要なのかもしれません。

ただ、しかし、私はすべてにおいて知的謙遜になる必要はないと思ってます。

なぜなら、

すべてにおいて「自分は間違っているかも」と思っていたら、それはそれでストレスかもしれないし、自分の核がない感じになりそうだからです。

 

だから、

自分の核となる領域(分野)では、そこまで知的謙遜になる必要もないかなと思います。(もちろん、相手を否定するのではなく、自分の意見を強く言うことはOKということ)

 

たとえば、

私の場合は音楽が核でもあるので、

音楽に関しては、自分なりの強い考えのようなものがあります。

なので、音楽に関しては、知的謙遜にならず、自論を強く展開していきます。

一方で、政治や金融などに関しては、私は専門外なので、知的謙遜になります。^^

つまり、

大事なのは、自分の核となる境界線を意識して、知的謙遜を扱うことではないでしょうか。

 

再び、例えますが、

藤井聡太棋聖が将棋について熱く強く自論を展開することは全然いいでしょう。

でも、藤井氏が政治やスポーツについて、知的謙遜を見せず、強い意見を言ったら、少し違和感を感じますよね。

 

こう書いていて、パッと思いついたのが、直感の話。

前にブログでも書きましたが、

直感に従っていいのは、自分の専門分野の時であって、専門外では直感に従ってはいけないことが、数々のデータや研究でわかっています。

つまり、

藤井氏が将棋において直感に従うのはありですが、それ以外で直感に従うのはダメということです。

同様に、私が音楽において直感に従うのはありということです。

 

思考のまま書いていたら、まとまりがない感じになってきましたが、

上記のことを無理やりまとめると、

 

直感と同様に、知的謙遜も使いどころが大事ということ。

大まかに言えば、

自分の専門分野は直感、強めに自論展開

自分の専門外は知的謙遜の姿勢

がいいのかもしれません。

逆に言えば、

自分の専門外なのに、直感(感覚)に従うように強く反論している人、知的謙遜のない人はかなりまずいです。

 

分野問わず、直感や感覚的に反論ばかりしている人は要注意かもしれないですね。そういう人はかなりストレスが溜まっているかもしれません。(SNSユーザーに多そう)

 

改めて、書きますが、

大事なのは、自分の核となる境界線を意識して、知的謙遜を扱うこと。

もっと簡単に言っちゃうと、

自分の専門外は謙虚にね。詳しくないんだから。

さらにもっと言えば、

自分の専門分野なんて、かなーり狭くて小さいのだから、ほとんどのことは専門外、つまり、ほとんどが知的謙遜が適用されるということです^^

つまり、大体のことは知的謙遜の姿勢でいることが望ましい、ということです。(まとめるとすごいシンプルな話ですね)

こんな当たり前のことが世界に浸透すれば、世界のストレスレベルはもっと下がるかもしれません。

 

長々と巡らせた思考にお付き合いくれてありがとうございました。

 

ではでは

 

 

絶対の正義、絶対の正解、絶対の成功などのように、この世には絶対なんてものはないって思うことも、知的謙遜を育むためには大事なことだと思います。

 

 

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