音声アシスタントの性別はなぜ女性?音声アシスタント時代に対する雑感

【音声アシスタントってなんでどれも女性の声ばかりなの?】
https://www.gizmodo.jp/2018/01/about-voice-assisntants-gender.html

 

AndroidやiPhoneの自動音声、そして、最近ではGoogle Homeみたいに家の中でデジタルアシスタントを使う時代になってきました。ただ、それらの音声アシスタントの声ってほとんどが女性なんですよね。(昔から使われている車のナビガイドとかもそうかも)

 

その理由が、上の記事の中で紹介されてました。

 

聞き手の性別に関わらず「人は権威のあること(リーダーシップを求められること)に関しては男性の声を好み、助けやサポートを受ける場合に関しては女性の声を好む」

 

デジタルアシスタントに莫大な金額を投資しているGoogleやTomTomの研究によって、このことが裏付けられているようです。

 

本能的にこの感覚を生み出しているのか、男や女に対する偏見フィルター(文化)がこのような感覚を生み出しているかは定かではありませんが、現状、全体的にこういう意識(感覚)があることは確実なようです。(試しに、音声アシスタントを女性から男性に変えてみてください。印象はかなり変わるはずです)

 

いずれにせよ、サポートをする音声アシスタントは女性であるべきだという路線で、これからも女性の音声アシスタントがどんどん生まれていくのでしょう。

 

 



 

 

下記の記事を読んだ時、その思いがさらに強くなりました。

 

【グーグルの「Yacotron2」が人間の声を再現、精度はほぼ人間】
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180110-00019244-forbes-sci

 

AIが人間と区別できないほどの自然な発声能力を確保したという驚きのニュースなのですが、ただ、このシステムは、まだひとりの女性の声を再現するにとどまっているようです。

 

でも、やっぱり、女性の声から開発されていくようですね。

 

それにしても、本物の人間の声をしゃべるAIを妄想すると、本当にSFの世界が現実になりつつあるなと思います。

 

ひとつ懸念するのは、これからは声の偽造もできちゃうってこと。写真や動画の偽造はもう慣れましたが、これからは声の偽造も気をつけないといけないのかもしれません。まずは、女性のみなさん、気をつけていきましょう。(気をつけようがない?^^;)

 

ではでは

 

 

スマホ時代は文字で個人情報を集めていましたが、これからの音声アシスト時代は、私のたちの声の情報をどんどん集めているのかもしれません。GoogleやAmazonなどの大企業がね。

 

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