なぜ誰かと演奏すると「テンポが走るのか」(科学的に検証)

【なぜ合奏のテンポは無意識のうちに速くなってしまうのか?-東大が解明】
http://news.mynavi.jp/news/2017/03/10/340/

複数人数で音楽を奏でていて、意図せずにテンポが速くなってしまう現象。いわゆる、「テンポが走る」というものです。

 

【実験】
・メトロノームを聞きながら、それに合わせて指をタッピングしてもらい、途中でメトロノームを停止。メトロノーム停止後も指タッピングをしてもらう。最終的に、元々のメトロノームのリズムとどれだけの誤差が出るかを計測

 

【結果】
・ひとりでやった場合はそれほど誤差が出なかったが、ふたりのペアでやってもらうと、80%以上の確率で元々のテンポよりもテンポが速くなることを確認

 

これはとても興味深い実験ですね。(音楽家の視点から見ても)

 

この実験からもわかるように、複数人数だと、やはり「テンポが走る」傾向があるようです。

 

この記事の中では、テンポの高速化の背景として、「テンポ同期のためのタイミング調節における、時間の知覚や処理の非対称性があると考えられる」と言っていますが、、、むずい。。

 

 



 

 

【「何を見たか」は、視覚情報からのみ作られているわけではないー−NICTなどの共同研究】
https://japan.zdnet.com/article/35097745/

 

【ヒトの脳はどのように時間を知覚しているのか】
https://japan.zdnet.com/article/35097745/

 

テンポが走る要因はこの辺にあるんじゃないかと勝手に推測。

 

でも、ここら辺の情報もなんだか難しくてわかりづらいですね。。

 

もっと、シンプルに考える!(いつも通り笑)

 

テンポが走る要因はもっと単純に、、

「遅れちゃいけないという焦りの心理」

、、だと思うのですがどうでしょう。

 

ひとりでリズムを刻む時は平気なのに、誰かとリズムを刻むとテンポが走る原因は、明らかに「誰かがいるから」です。

 

他者に合わせようと焦るわけです。もちろんテンポが遅れることもあるかもしれませんが、「焦り」という感情がどこか自分を急かし、テンポが速まるのではないかと推測。

 

「じゃあ、なんでプロのバンドやオーケストラはテンポが走らないんだ?」

 

答えは簡単。

 

「慣れてるから(熟練)」「余裕があるから」

 

、、です。

 

まあ、プロですからね。笑

 

上の情報と合わせると、テンポが走る原因は、

 

「テンポ(音楽)を刻むのに慣れてなく、余裕のない人に、遅れちゃいけないという焦りの心理が働くから」

 

わかりやすい!(自画自賛!いや、自文自賛!笑)

 

上の実験において、被験者のテンポが走ったのも、きっと、音楽に慣れてない人が被験者に多かったせいでしょう。(まあ、音楽プロレベルの人なんて、なかなかいないけどね)

 

他者とテンポを合わせることは本当に難しいことです。
もしかしたら、この辺の情報は、社会の中でみんなと歩幅を合わせることの難しさと少しリンクしているところもあるかもしれませんね。

 

良くも悪くも、みんなと合わせることは大変なことです。社会の見えないテンポに、心のどこかで勝手に焦っていませんか?テンポが走っていませんか?

 

心の余裕を持てれば、惑わされず自分のリズムをしっかりと刻めるはずです。

 

大げさに締めてみました。

 

ではでは

 

 

そもそも、人それぞれ、脈拍(鼓動)のテンポは違います。テンポ感が違って当然、合わせられたら、それはそれで楽しい。そんな感じでいいのではないでしょうか。

 

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