脳から記憶を消す技術が実証実験段階に?いろいろ考えてみた。

【「思い出したくない記憶を脳から消す」科学、実証実験段階に】
https://forbesjapan.com/articles/detail/36872/1/1/1

 

・経頭蓋磁気刺激法(TMS)という手法で、記憶の定着をさまたげる効果が証明された

・実験内容「まず何枚かの画像と不快な刺激を結びつけることによって嫌悪記憶を植えつけた。翌日、一部の被験者には嫌悪感が記憶に残っている同じ刺激を与えた。その直後にTMSを用いて前頭前野の活動を阻害した。結果、植えつけられた嫌悪記憶が再固定化するのを阻害することができた」(ネガティブな反応は現れなかった)

・TMSは、ほかの治療法が効かないうつ病患者に用いられ、多くの研究で効果が立証されている。

・つらい記憶が鮮明によみがえったときに体内で起こる現象、つまり、うつ病やパニック障害、PTSDのような病気の改善が期待されている

 

以上、記事引用参考

 

 



 

記憶=経験=人格形成。それらを消す??

 

脳に知識や記憶をダウンロード、インストールする技術は聞いたことありますが、逆に消すというのが興味深いですね。ただ、単純に「消す」とは言い切れない感じがしますね。

 

記事を読んだ感じでは、

 

記憶とネガティブな感情の紐付け(再固定化)を防ぐことが可能かもしれない

 

、、というのが正確な表現かもしれません。

 

そうだとしても、すごい技術ですね。

 

まあ、とりあえずは話を単純にして、もしも、嫌な記憶を消すことができるとするならば、あなたはどうしますか?消しますか?消したいと思いますか?

 

私としては、消したい気持ちもありますが、消してはいけない気もしています。

 

災い転じて福となす

 

、、という言葉もありますが、

 

負を感じて正となる

陰を踏まえて陽となす

 

、、ということもあると私は思うからです。

 

もっと簡単に言うと、

 

つらい思いをしたからこそ、強くもなれたり、優しくもなれたりすることもあるので、一概に「嫌な記憶を消す」というのはいかがなものかなとも思います。

 

もしも消してしまったら、もしもネガティブな記憶の紐付けを解いてしまったら、得てきた強さや優しさはどうなってしまうのかな?と思ってしまいます。

 

もちろん、うつ病やPTSDの治療のため、そのような技術を使用することはいいことだと思います。

 

記憶は経験であり、経験は人を作ります。

 

記憶を操作すれば、人が変わるのは当然です。

 

まだまだこれからの技術だと思いますが、「TMSの使用は深刻な病状の治療に限る」などなど、ガイドライン、法的整備を今のうちにしておいた方がいいと思います。(AIとかも法的整備が追いついてないですからねえ^^;)

 

脳に影響を与える磁気は生活の中に溢れている

 

あと、思ったのは、TMSは磁気ですよね。磁気によって脳はやはりすごい影響を受けるんだなってことを再確認できます。

 

日常生活のいろんなところに磁気は発生しています。

 

引用元

https://www.webchronos.net/features/40280/

 

携帯やタブレットはもちろん、冷蔵庫や電子レンジとかだって磁気が出ています。

パワースポットと言われる場所の多くはゼロ磁場であるとも言われています。

 

磁気は脳や記憶に影響を与える、人を変えると考えると、いろんな妄想が広がっていきそうですね。笑

 

以上、脳から記憶を消す技術の話から、いろいろ雑感を述べてみました。

 

ではでは

 

 

磁気を出しまくっているスマホを使い続けている現代人の記憶形成、人格形成はこれからどうなっていくんでしょうね。

 

 

 

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