味覚は味覚以外のもので決められている?

メニュー偽装、食品偽装、問題になってますね。

 

レシートなしでも返金と言ってますが、どれくらいの人数が殺到するか見物です。(自分のことを食通であるとプライドの高い人は返金を求めには行かないかもですね。だって、判別できませんでしたと自分で言うようなものですからね、、)

 

それにしても、これまでよくバレなかったなぁと思う一方で、食べる方としてはわからないよなぁとも思ってしまいます。なぜなら、何度もご紹介してますが、人間が日常的に脳にインプットしている情報の割合は、視覚83%、聴覚11%、嗅覚3.5%、触覚1.5%。味覚1.0%。味覚はたったの1%ですよ?この数値だけ見ても、偽装されてもわからないのは仕方ないかもと思ってしまいます。

 

ソムリエを欺くことなんて簡単だ:研究結果
http://wired.jp/2013/03/29/how-to-taste/

 

この記事にあるように

 

ソムリエさえも欺けること、違うポテトチップスに交換しても被験者は変わったことに気づかなかったこと、などなど、やはり、味覚なんて曖昧なものだと感じさせられます。

 

「被験者はポテトチップスではなく、包装を味わっていた」とか、「同じ色のチョコよりカラフルのチョコの方が満足を感じた」という記事の内容からも、私たちは、視覚でモノを食べているのではないかとも思ってしまいます。

 

もっと言えば、私たちが美味しいとか不味いとか感じているものは、もしかしたら味覚というよりも、むしろ視覚や嗅覚、触覚が作り出しているのかもしれません。

 

そうそう、食のレポートで「歯ごたえがあって美味しい」とか「○○な風味があって美味しい」とか、よく耳にしますよね?これだって、言い換えれば、触覚と嗅覚のことですよ。

 

私たちの1%の味覚はどこにやら。。偽装されてもプロの調理にかかれば、やはり、わからないのも致し方ないのかもしれません。。

 

 



 

 

味覚、つまり、おいしいとか不味いなんて、実は曖昧なもの。

 

味覚以外の要素がおいしいとか不味いを大きく左右するのです。

 

ということは、、、

 

自分のことを料理下手、味音痴だと嘆いている奥様方、味覚なんてこんなものですから、味よりも、とりあえず、料理の「見た目」を繕えば全然大丈夫!笑。できれば、「におい」と「歯ごたえ」が合わされば、味なんて関係なしで最強ですよ、きっと。ww

 

一方で、料理を頂く私どもは、味覚なんてこんなものですから、1%の味覚以外の99%の部分で「おいしい」と思って、感じて頂けば、どんな食事もきっとおいしく感じることでしょう。笑

 

おいしいと思って頂く、言い換えるのなら、それは感謝して頂くということになるかもしれません。(うまいこと言ったかな?笑)

 

ではでは。

料理人が盛り付けにこだわる理由がよくわかりますね。

あ、そうそう、かき氷のシロップの味やガムの味の違いは実は香料の違いだけで、味や甘みは全部同じなんですよ。(差は香料だけ)ホント、味覚なんてものは、、、ですね。

 

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