※この記事は2018年11月に書いたものを、2026年に最新の研究・統計をもとに一部修正しています。
【日本人の平均身長低下と女性の痩せ指向との相関関係】
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181101-51954210-woman-hlth
・実は日本人の平均身長は縮んでいる
・戦後から1978年〜79年まで平均身長は伸び続けたが、2014年生まれの成人は78〜79年生まれよりも男性で1.5cm、女性で0.6cm低くなると予測(78年〜79年の平均身長は男性171.5cm、女性158.5cm)
・原因は、痩せた妊婦さんが多いため(女性の痩せ指向や、医療現場での過度な妊婦の体重管理)
・痩せた妊婦は低出生体重児を出産するリクスが高まる
・低出生体重児は成人になった時、低身長の可能性が高まる
・身長が低いと心筋梗塞や早産のリスクが上がる
、、、以上記事引用参考。
日本人の平均身長は実は下がってきている?原因は「低出生体重」?
日本人の平均身長って、昔に比べるとかなり高くなりましたよね。
僕が子どもの頃と比べても、今の若い人は明らかにスタイルがいい……気がします。笑
ところが、ちょっと面白い研究があります。
日本人の平均身長は、実はある時期をピークに、少しずつ下がってきている。
というのです。
2017年に発表された日本の研究では、1969~2014年の出生データなどを調べたところ、成人の平均身長は1978~79年生まれあたりがピークでした。
ピーク時の平均身長は、
- 男性:約171.5cm
- 女性:約158.5cm
その後、平均身長は少しずつ低下していました。
「えっ、日本人って小さくなってるの?」
という話です。
その原因として考えられているのが「低出生体重」
この研究で、もう一つ興味深かったのが低出生体重児の増加です。
そして、
低出生体重児が多い世代ほど、成人したときの身長が低い
という強い関係が見つかりました。
つまり、
生まれたときの体重と、その後の身長には何らかの関係があるのでは?
ということですね。
ただし、ここは注意が必要です。
「低出生体重だから身長が低くなる」と完全に証明されたわけではありません。
あくまで強い関連が見つかったという研究です。
なぜ低出生体重児が増えたのか?
そこで気になるのが、
「じゃあ、なぜ低出生体重児が増えたの?」
ということ。
その一つとして考えられているのが、妊娠前の女性の「やせ」です。
2026年に発表された日本人女性を対象とした研究のまとめでは、妊娠前にBMI 18.5未満だった女性は、低出生体重児や小さく生まれる赤ちゃんのリスクが高いことが報告されています。
もちろん、これだけが原因というわけではありません。
遺伝や栄養、生活環境など、身長にはいろいろな要素が関係しています。
そして2026年。日本人の身長はどうなった?
では、2018年にこの記事を書いた私としては、ちょっと答え合わせをしてみたくなります。
現在の文部科学省の統計を見ると、2025年度の17歳の平均身長は、
男子:170.6cm
女子:157.9cm
でした。
ちなみに、これまでの最高値は男子170.9cm、女子158.1cm。
つまり……
やっぱり、最近の日本人の平均身長は、あまり伸びていない。
「どんどん小さくなっている」というほどではありませんが、昔のように平均身長が伸び続けているわけではなさそうです。
身長一つとっても、いろいろなことが見えてくる
2018年にこの記事を書いたときは、
「日本人の身長が下がっている原因は何なんだろう?」
というところが気になっていました。
そして2026年になって改めて調べてみると、
低出生体重や妊娠前のやせなど、出生時の環境が、その後の成長と関係している可能性がある。
ということが、より詳しく分かってきました。
ただ、科学では「これが原因!」と簡単には言えません。
一つの数字だけを見て判断するのではなく、
「なぜ、この数字になっているんだろう?」
と考えてみる。
これが結構大事なんですよね。
身長の話を調べていたら、いつの間にか「数字の見方」の話になってしまいました。笑
ではでは。