(悲報)音楽教育によって子どもが利口になるという確固たる証拠はなかった。(リバプール大学研究)

【「音楽を習うと子供が利口になる」という証拠はない】
http://newsphere.jp/culture/20170623-2/

 

音楽をやる者としてはそんなにお届けしたくない情報ですが、公平にいろんな情報をお届けしたい信条に従って、今日も変わらず書いていきましょう。

 

記事によれば、

 

・音楽教育が子どもの認知能力や学力を高めると主張する研究はいくつも存在。しかし、これらの実験結果はまちまちで、音楽の好影響を決定的に結論付けることはできない

 

・今までに確認された音楽の恩恵は、おそらく音楽に限ったものではなく、新たな活動に関与する、という行動自体によるもの。つまり、音楽によって生まれた興奮状態(刺激)が他へのプラス効果を生んだに過ぎない。(それは別に音楽でなくてもいい)

 

、、以上、記事引用参考。

 

今まで、子どもの音楽教育の効果をうたう、たくさんの研究や実験があったけれど、改めて、それらを検証してみると、そうとは言い切れないんじゃないかって話。

 

記事の中では、ピアノなどを例にこう言ってます。

 

ピアノや歌唱を学んでいると賢くなるのではなく、
賢い人間は大体何でもできるから、結果として、ピアノや歌唱もうまくできる

 

つまり、

 

音楽をする→賢くなる、、、のではなく
賢いから→音楽もできる

 

スポーツで例えると、

 

サッカーをする→運動神経が良くなる、、、のではなく
運動神経がいいから→サッカーもできる

 

まあ、運動神経良かったら、たいていのスポーツできるでしょ。(頭良かったら、音楽含め、たいていのことをすぐに習得するでしょ、とも言える)

 

ああ、何と優しさのない残酷で冷静な事実。。

 

 



 

 

でも、音楽家として、ちょっとくらいフォローさせてください。

 

確かに上の情報は一つの事実として受け止めるべきかもしれません。ただ、記事の中で述べている、「学習の移転」は見逃していはいけないポイントだと思います。

 

「学習の移転」=特定の分野で獲得したスキルが他の一般的な認知能力を高めるのに役立つというもの。

 

学習の移転の言葉を見て、私がすぐに思いついたのが、甲子園球児の受験勉強のケース。甲子園球児の受験勉強の本格的スタートは他の高校生に比べて、遅いものになりますが、統計的にみると、甲子園球児の受験結果はとても優秀であるというデータがあります。内容自体は、野球と受験勉強とでリンクする部分はほとんどないように思えますが、やはり、これも学習の移転効果と言えるのではないでしょうか。何かに打ち込んだ情熱は他の分野でも活躍するとも言えますね。

 

こういう点から考えると、親は子供に対して、音楽など、「何を習わせるか」を考えるより、「何だったら、夢中になるか、熱中するか」というのを考えた方がいいのかもしれません。

 

あれ?音楽のフォローをするつもりが、、、

 

そうそう、学習の移転は確かに、野球と受験勉強のように、関連性はそんなになくても良さそうですが、関連性があった方がその効果はより発揮できるのではないかと私は考えます。(サッカーを一生懸命やってたら、足が速くなった、みたいにね)

 

音楽教育で足が速くなることはありませんが、(ダンスは上手くなるかも?)

 

・耳、目、鼻、口、時には肌?のように、五感をフル活用しています。
・楽譜読みのように、暗記力、予知能力も鍛えられます。
・感情を動かすことに長けてきます。
・表現方法が豊かになります。(叙情性?)
・音楽は時間芸術。時空に関しても敏感になります。

 

などなど、、いくらでも書けてしまうので、この辺にしておきますが、例えば、将棋は耳や口などはあまり使わないでしょう?(急に将棋に対抗意識^^;)

 

、、、いい加減、まとめましょう。。

 

・音楽教育は子供を利口にするという確固たる証拠は確かにない。
・子供教育は何を学ばせるかよりも、何かに熱中させることだ。
・それが結果として、学習の移転効果によって、他の部分にも好影響をもたらす。
・学習の移転は関連性をあまり重要としないが、多くの能力要素を高めるのに、音楽はやはりおすすめ。

 

最初に公平に情報をと言っておきながら、最後は音楽家ならではの意見になってしまいました。^^;

 

とりあえず、
私の音楽への情熱(学習)はブログに良い感じに移転されているでしょうか?
もしくは、ブログの情熱は音楽へ移転されているでしょうか?^^;

 

ではでは

 

 

何かに夢中になる、熱中する、情熱を注ぐこと。研究結果とか云々じゃない、それらは絶対に何かの糧になることは100%断言できます。

 

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