生き甲斐がIKIGAIとして再定義される?(IKIGAIが英語圏で浸透)
【「IKIGAI」って何?ー伊藤詩織】
https://gqjapan.jp/culture/column/20180916/what-is-ikigai
・イギリスなどで密かにブームになっている言葉「IKIGAI」
・「Japanese secret to long and happy life」という本が昨年発売されて以降ベストラーとなり、「IKIGAI」が英語圏でも浸透しつつある
・「日本の幸福で長寿な人生の秘訣」と解釈された生き甲斐。その生き甲斐を体現している、最も高齢なスタンドアップコメディアンと呼ばれる女性リンさんを紹介
以上、記事引用参考。
そもそも生き甲斐、IKIGAIってなんだ?
【今、日本のIKIGAI(生き甲斐)が世界ですごいことになっている?】
http://bemyselflife.hatenablog.com/entry/2018/01/26/230815
2017年あたりから、SNS上で見かけるようになったペン図だそうです。
言葉で説明するのは難しいので、すみませんが拝借させて頂きます。(とってもわかりやすいので)
よくまとまってますよねえ。
4つの円は
・大好きなこと
・得意なこと
・世界が必要としていること
・稼げること
その4つの円が重なっている部分。
・大好き+得意=情熱
・大好き+世界が必要=使命
・稼げる+得意=職業
・稼げる+世界が必要=天職
そして、それらすべてを含んだものが生き甲斐
・大好き+得意+世界が必要+稼げる=生き甲斐
・情熱+使命+職業+天職=生き甲斐
つまりは、
大好きであり、得意なこと、世界が必要としていること、稼げること、情熱、使命、職業、天職、
これらすべてを含んだ状態?が生き甲斐(IKIGAI)ということです。
IKIGAIから生き甲斐を学ぶ
【経済的には豊かなのにデータ上は「不幸」な国 日本が目指すべき幸せとは】
https://forbesjapan.com/articles/detail/27452/1/1/1
この記事で述べられているように、ウェルビーイングを構成する5大要素は「心地よい感情」「何かに没頭し時間を忘れてしまうような体験」「人間関係」「人生の意味・意義と目的(生き甲斐)」「達成感」であり、生き甲斐は幸福感を決める大事な要素のひとつです。
【「世界幸福度ランキング」2019年版が発表。日本はどうなった?】
https://www.huffingtonpost.jp/entry/world-happiness-ranking-2019_jp_5c906a19e4b071a25a85e44c
ちなみに、3月に発表された世界幸福度ランキング2019では、日本は58位。イギリスは15位です。
幸福度の高いイギリスが、幸福度が低めの日本の「生き甲斐(IKIGAI)」を注目し、ブームになっているのが、おかしいですよね。^^;
上述したイギリスでベストセラーの本、「Japanese secret to long and happy life」(日本の幸福で長寿な人生の秘訣)というタイトルがまたいろいろと考えさせられます。一体、どのような内容なのか、日本人として気になりますね。
全体としては幸福度が低めの日本ですが、ちゃんと幸福で長寿な人生を送っている日本人限定のエピソードやそのテクニックが記載されている本ならば、イギリス人も私たち日本人も読む価値があると思います。
改めて思うことは、
人は当たり前のことをあまり追究しない
、、ということ。
「生き甲斐」という言葉は私たち日本人は日常生活の中で何万回?も何気なく使用していると思いますが、ここまで深く考えた日本人はあまり多くはいないでしょう。
新しい単語、知らない言葉とかはすぐに調べたり、知りたがるのにね。笑
当たり前のようなこと、知ったつもりになっていること、でも実は結構深くて大事なこと
生き甲斐(IKIGAI)以外にもたくさんあるかもしれませんね。^^;
とりあえずは、幸福度の高いイギリスや、IKGAIを定義してくれる海外の人たちに、その意味を謙虚に教えて頂きましょう。
ではでは
この図だと、IKIGAIの周りの小さな三角部分も細かく定義されてますね。上から時計回りに直訳すると、「喜びと充満感はあるが富がない」「興奮と自己満足だが不透明」「心地よいが空虚感」「満足感はあるが役に立たない」という感じでしょうか。