自分主体?相手主体?感謝を伝えるベターな言い方。
【パートナーに「感謝を伝える」には何と言うのがベターなのか?】
https://gigazine.net/news/20201115-best-way-express-gratitude/
・感謝を伝える言い方にも「感謝の効果を最大化させる表現」と「あまり効果がない表現」があることが、研究により判明
・相手の心配りが自分のニーズに応えたことを伝える「応答性強調の感謝」、相手の親切がいかに大変だったかを認める「コスト強調の感謝」。この2つの種類の感謝方法で比較した結果、「応答性強調の感謝」の方が相手の前向きな気持ちとの関連性がみられた。
例:車で職場まで送ってもらったケース。「応答性強調の感謝」→「もしオフィスに直接送ってもらっていなかったら、大切な会議に遅れるところだったよ」。「コスト強調の感謝」→「ラッシュアワーだったから、車で送るのは大変だったよね」
・自分のニーズをどれだけ満たしたかを強調することが感謝のメリットを得るためには重要なのかもしれない
以上、記事引用参考
自分の気持ちを伝える自分主体の言葉が相手に響く
普段から感謝の言葉を相手に伝えていますか?そして、その感謝の言葉はどのようなものですか?
上の感謝方法を比較した研究はとても興味深いです。
応答性強調の感謝、コスト強調の感謝
少し専門的な言葉になっていますが、私なりにシンプルに解釈すると、これは、
応答性強調の感謝=自分主体の感謝
例えば、「やったー!あなたのおかげだよ!ありがとう!」「本当に自分はうれしい!ありがとう!」
コスト強調の感謝=相手主体の感謝
例えば、「こんなにしてくれて大変だったね、ありがとう。」「本当、ご苦労様!」
言われる立場で考えると、明らかに応答性強調の感謝=自分主体の感謝の言葉の方が嬉しいですよね。^^
やはり、
自分主体で、自分の感情や気持ちを相手に伝えると相手に響きやすい。
「あなたが、、」「あなたは、、」より、「私は、、」「私が、、」という自分主体のニュアンスで感情や気持ちを伝えてくれる方がわかりやすくて響きますもんね。
これは、もしかしたら、感謝だけにとどまらず、悲しみを伝える時などにも適用できることかもしれません。
もちろん、相手主体の言葉だと伝わらないということではありません。より伝わって響くのは自分主体の言葉という話です。
「あなたが、、」「あなたは、、」ではなく、「私はうれしい」「私は悲しい」などなど、素直に自分主体の言葉で感情や気持ちを伝えることはやっぱり大事なんだなと、上の研究で改めて思わされたのでした。
ではでは
言葉にしないと伝わらないし、言葉を発したとしても、それが自分(主体)の言葉じゃないと、それもまた伝わらないのかも。言葉って難しい。