人間の感情は4つの単語から派生していると判明。4つの単語から人間の根本感情を知る

【人はあらゆる感情はたった4つの単語から派生している】
https://nazology.net/archives/144252

 

・東京理科大学の池口徹氏らの研究チームは、感情に関する言語のcolexificationに着目し、人間の感情表現における中心となる単語を特定することを試みた

・分析の結果、「GOOD(良い)」「BAD(悪い)」「LOVE(愛)」「WANT(欲しい)」が、感情表現の複雑なネットワークの中心ハブとして機能することを発見

・進化論で有名なダーウィン氏は、オラウータンや息子の感情表現を観察し、悲しみ、幸福、怒り、軽蔑、恐怖そして驚きの7つが、人間の基本的感情であると述べていた

・1970年代に入ると、ポール・エクマン氏(Paul Ekman)は、怒り、嫌悪、恐れ、喜び、悲しみ、そして、驚きが文化の違いを問わず読み取れたことから、これらの感情が全人類に普遍的な基本感情であると主張(後に、これらの感情に、恥や困惑、誇りなどの感情も追加されていった)

 

 

以上、記事引用参考

 

 

 



 

 

4つの単語から感情の根本を知る

 

時代とともに、言葉はどんどん変化し、新しい言葉もどんどん増えていきます。

流行語があるように、新しい言葉(単語)はどんどん生み出されていきます。

ただ、しかし、主に、人の感情や気持ちを表す「形容詞」の言葉については、時代が変わっても増えることはほとんどありません。

 

形容詞って、そういう意味で、根本的な言葉だと思います。

 

今回の研究で、

人間の感情表現における中心となる単語、4つ「GOOD(良い)」「BAD(悪い)」「LOVE(愛)」「WANT(欲しい)」が発見されたわけですが、

 

「GOOD(良い)」(形容詞)
「BAD(悪い)」(形容詞)
「LOVE(愛)」(「愛しい」と解釈すれば形容詞)
「WANT(欲しい)」(動詞だと???)

 

私個人的には、形容詞ではなく動詞の「WANT(欲しい)」が4つのうちの一つに入っていることに驚きました。(「欲しい」の語尾が「い」で終わっているから形容詞っぽいけどね笑)

 

人の会話(言葉)や自分の会話(心の会話、心の言葉)において、形容詞を注目していくことはとても大事だと私は思っています。なぜなら、形容詞を読み取れば、その人や自分の感情や気持ち、心理状態が見えてくるからです。これは、ある意味、カウンセリング的な見方かもしれませんが。

 

そして、今回、4つの根本ワードが発見されたわけですから、

 

その人、その物事、事象に対して、あなたは(自分は)

「GOOD(良い)」と感じているのかどうか
「BAD(悪い)」と感じているのかどうか
「LOVE(愛しい)」と感じているのかどうか
「WANT(欲しい)」と感じているのかどうか

、という感じに、4点から感情を読み取っていくと、根本的なところから何か見えてくるかもしれませんね。

 

それにしても、形容詞目線からすると、「WANT(欲しい)」が根本にあるのが本当に意外です。

 

でも、人間、3大欲求など、常に欲を持って生きているわけですから、そう考えると、意外でもなんでもないのかもしれません。

 

とにもかくにも、

4つの根本ワード目線で見ていくと、根本的な何かが見えてくるかもしれませんね。

 

ではでは

 

この4つのワードは、日本語や英語、他の言語でも、共通に言えることなのかな?

 

 

 

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