来年、対人試験開始。脳直結インターフェース時代がいよいよ始まる。そして何が起こる?
【ついに始まる、脳直結インターフェースの時代。イーロン・マスクのAI危機対策として】
https://www.gizmodo.jp/2019/07/neuralink-hello-world.html
・イーロン・マスクとニューラリンクのメンバーたちが脳直結インターフェースの事業内容を発表した
・開発中のプロダクト、N1インプラントは、大きいパーツの直径で8mmほど。ニューロン(神経細胞)を傷つけることなく、邪魔することなく差し込み、ニューロンと情報のやりとりをする
・現在アメリカ当局から認可を受けている最大の脳インプラントの接続端子の数が10個。このN1インプラントはその1000倍の最大1万240個
・数ミクロンのスレッド・センサーを人間の手で埋め込むのはほぼ不可能なので、手術用のロボットも独自に開発
・2020年中に対人試験を行う予定
以上、記事引用参考。
現実的になってきた脳直結インターフェース
このブログでもこのような類の話は何度もしてきましたが、2020年中に対人試験を行う予定ということで、脳とコンピューター’(AI)がつながることが本当に現実的なレベルになってきました。
イーロンマスクとニューラリンクの目的が、「AI(人工知能)の進化に対抗するため」というところも興味深いです。
「アリが人間の行動を理解できないように、人間もAIの意図を理解することなく滅亡」という記事の中の表現もおもしろいですが、そもそも、人間はアリを滅亡させていないよなあ、、アリが人間にとって脅威になったら、そういうこともあるかもだけど、AIから見て人間が脅威になったりするのかな?といろいろと考えてしまう私です。^^(この脳直結インターフェースでAIに対抗したら、それこそAIの脅威になるのじゃないかなと思ったりも^^;)
個人的には、AIに滅ぼされる恐怖感よりも、こういう技術が暴走、迷走する恐怖感の方が強かったりします。(人間が人間を滅ぼす)
脳直結インターフェースでどういう未来に?
関連記事を読んでも、特に今後の詳しい展望というのは、まだよくわかりません。
とりあえずは、
麻痺のある患者を治すような医療系の使い方。
脳信号とiPhoneを連動させるような、脳とシステムやアプリが連動する使い方。
、、というようなことが見えてきています。
でも、インターフェースによって知能を拡張させると述べているように、こんなことだけでは終わらないでしょう。
私がパッと思いつく、インターフェースによって実現することは大まかに2つあると思います。
1、脳を読み取る(脳→インターフェース)
私、個人的には、自分の頭の中で鳴っている音楽をインターフェースが読み取って簡単に音楽の形にしてくれたらいいなと妄想してしまいます。^^
テレビをつけようと思っただけでテレビがついたりするのも同じような機能でしょう。
このような読み取る機能に関しては、大いに期待したいですね。
2、脳に入れ込む(インターフェース→脳)
たとえば、世界中の言語情報を脳に入れ込めば、世界中の外国語を自由自在に操ることも可能になるかもしれません。
こういう話を聞くと、とてもいい感じにも聞こえますが、
入れ込むという機能は、無口な人間を活発な人間にしたり、「人間性そのものを変える可能性」もあるのでは?と一抹の不安も感じます。
だから、読み込む機能はとにかく、入れ込む機能に関しては、慎重に取り扱っていかないといけないと私は思います。(人間性、アイデンティティってなんだ?となっていきそうだから)
ゆくゆくはレーシック手術くらいの値段でこの手術ができるようにするということなので、富裕層との格差という心配はあまりしてませんが、上のことに関しては少し心配になっております。
心配ばかりのネガティブもよくないですが、楽しいだけのポジティブもよくないと思います。
楽しいと心配、バランスよく、この技術も見守って行きたいですね。
ではでは
【小形誠音楽リリースのお知らせ】
7月10日(水)より田村心メジャーデビューシングル「君がいて欲しい」から、カップリング曲「Next Step」先行配信が開始しました。
私、小形誠は作詞/作曲/編曲/ボーカルディレクション/コーラスハモリ歌唱で参加してます。
よろしければ聴いてみてください。よろしくお願いします。
https://tamura-shin.net/contents/255331
入れ込む機能はともかく、読み込む機能においては、その機能によって人間の格差が生まれるのか、逆に埋まっていくのか、どうなんでしょうね。とりあえずは、思考することはしっかり今後も続けて行きたいですね。(思考停止状態が一番ダメ)