マウス実験にて若い血液(酵素)注入で若返り成功。その酵素を自力で増やす方法
【若い血液注入でマウスが若返り。人間への応用は「秒読み」とも】
https://abematimes.com/posts/7006681
・血液中を流れる酵素「eNAMPT」が減ると加齢がすすむことが判明
・eNAMPTを外から加えてやることで、非常に顕著な老化を防ぐ作用が出る。さらに、マウスの場合は寿命が伸びることもわかった
・若いマウスの血液からeNAMPTをとりだし、老いたマウスに注入すると、若返った(毛並みがよくなりツヤが出た。活発に動き回った。)
・注入されたマウスは1年間くらい若いレベルになった。(若いレベルとは、人間に例えると、70〜80際の人が30〜40際くらいの活動になったようなもの)
・人への応用は10年20年ではなく、あと数年ではないかと
以上、記事引用参考。
若返りの酵素「eNAMPT」を外からではなく自分で増やせないのか?
「若返り」
その実現が現実的なところまできているようです。
数年後には実現するかも?ということですが、老化とともに減っていく血中の酵素「eNAMPT」は自分たちでなんとかできないのかなと、私は考えました。(酵素が減るのを防ぐとか、酵素を増やすとか)
【身体機能を回復し、健康寿命を延ばす。ーー老化・寿命の研究で解明された物質「NMN」の驚きの効用】
https://www.mugendai-web.jp/archives/6576
「脂肪は血中にNAMPTという特別な酵素を分泌します。NAMPTは食品に含まれるビタミンB3(ニコチンアミド)を材料に、NMNという物質を作り出し、視床下部に供給します。NMNはエネルギー代謝の根源の物質であるNADに変換されます。」
「マウス血中のNAMPT量を人工的に増やして老化・寿命がどうなるかを実験で確かめようとしています」
「マウスや人では、脂肪をはじめ、いろいろな臓器でNAMPTは老化とともに減り、エネルギー代謝の根源であるNADを合成する能力が落ちていきます」
以上、記事引用。
ここでわかったのは、
・NAMPT→NMN→NADという合成経路。老化(若返り)はNADの合成がカギ
・上の研究で言っているeNAMPTはおそらくNAMPTのことを指すということ
・NAMPTはビタミンB3(ニコチンアミド)が材料
よし、ビタミンB3の食品を調べようと思ったのですが、その前に、、、
「大雑把に言うと、NMNはエダマメ、ブロッコリー、アボガドなどの野菜やフルーツ、タネ類などに含まれている。抗老化作用の点では含有量は少ないが、食べ続ければそれなりの量のNMNが体内に供給されるだろう」
若返りのカギである、中間物質のNMNを含む食品の話が出てきたので、引用しておきます。
でも、まあ、その大元であるNAMPTを含む食品がやはり知りたいですよね。
【ナイアシン(ビタミンB3)の働きと、野菜、果物に含まれるナイアシンの量】
https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/Vitamin/eiyou/niacin.htm
ビタミンB3=ナイアシンなのね。
野菜や果物、魚介類に含まれるようです。(肉にはないのかな??)
アルコールの分解を助ける働きがあるようで、アルコールをよく飲む人はナイアシン不足気味になるようです。
一覧の詳細はサイトを見てください。とりあえず、トップ5をここではご紹介しておきましょう。
野菜が含んでいるナイアシンの量
1位 まいたけ 乾 64.1mg
2位 しいたけ(干)乾 16.8mg
3位 とうがらし 果実 乾 14.0mg
4位 たもぎたけ 生 12.0mg
5位 ひらたけ 生 10.0mg
果物が含んでいるナイアシンの量
1位 あんず 乾 3.5mg
2位 りゅうがん 乾 2.5mg
3位 プルーン 乾 2.2mg
4位 アボガド 生 2.0mg
5位 パッションフルーツ 果汁 生 1.9mg
魚介類が含んでいるナイアシンの量
1位 すけとうだら たらこ 焼き 56.9mg
2位 すけとうだら たらこ 生 49.5mg
3位 びんなが 生 20.7mg
4位 すけとうだら 辛子めんたいこ 19.9mg
5位 めじまぐろ 生 19.4mg
魚介のナイアシン量すごいですね。
以上、小形の「若返りの酵素は自分で増やせないのか?その食品調査」でした。
ではでは
若いが欲しいというより、元気が欲しいですよね。若ければ何でもできる=元気なら何でもできる、ですから。