男性が妊娠する未来、そして、男女の線引きが曖昧になる世界
【遺伝的な「男性」も妊娠可能か⋯?「子宮移植」にまつわる倫理的な難しさ】
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/85250
・7月14日、日本でも子宮移植の臨床研究が条件付きで容認(世界では成功が40例)
・子宮は、心臓や肺のように、生命にかかわる臓器ではないので、慎重な対応が必要
・トランスジェンダー女性(遺伝的な男性)への子宮移植を行うことへの是非(安全性が不明)
【iOS15で追加される新たな絵文字リストが発表〜溶ける顔や敬礼など】
https://iphone-mania.jp/news-382946/
・新たに追加される黄色い顔の絵文字には、「溶ける顔」「眼を開けて口に手をあてる顔」「のぞき見する顔」「ドットラインの顔」「口が斜めになった顔」「涙を抑える顔」「敬礼」が含まれる
・その他にも、様々な肌の色の「右手の絵文字」や「両手で作ったハート」「握手する手」が追加
・「大冠を被った人」「妊娠した男性」「妊娠した人」「オーガ」「サンゴ礁」「蓮」「鳥の巣(卵なし)」「鳥の巣(卵あり)」「豆」「グラスからこぼした水」「すべり台」「レントゲン写真」「IDカード」なども追加
以上、記事引用、参考
男性が妊娠すること、男女の区別が曖昧になること、すべては既定路線?
上の記事が7月17日、その下の記事が7月16日のものです。そして、14日に条件付きで子宮移植の研究を認めたようです。なんだかタイムリーですね。
新しい絵文字って、「今後、ユーザーたちはこういう絵文字使いますよね?」という意味合いもあると思います。
これらのことを合わせて考えると、
トランスジェンダー女性(遺伝的男性)やシス男性が(子宮移植によって)妊娠することは既定路線
、、と言えるのではないでしょうか。
「家事は女性がするものだ」と今の時代、言ったら笑われますよね?
近い将来、
「妊娠は女性がするものだ」と言ったら、笑われる時代になるのかもしれません。
常識はどんどん塗り替えられていきます。
そうそう、
なんだかんだで、東京五輪が始まりますね。
【東京五輪、元男子選手が女子選手として出場の初のケースに⋯線引きは男性ホルモンの量?】
https://biz-journal.jp/2021/06/post_233230.html
トランスジェンダー女性(元男性)選手が優勝して五輪代表になったり、女性だけどテストステロン(男性ホルモン)が体質の関係で異常値を示し大会に出場できない、
というようなことが起きています。
社会的にみれば、LGBTなどの差別はしてはいけないのですが、スポーツ界では差別ではなく、区別(線引き)しないと、スポーツ自体が破綻しまう可能性があります。今回の東京五輪はそのへんも試されている大会になっています。
ちなみに、陸上女子100mの世界記録(ジョイナー)は10.49。世界第2位の記録は10.64。そして、日本の中学生男子100mの日本記録は10.56。第2位よりも速いです。
これだけ見ても、女性アスリートがトランスジェンダー女性(元男性)に不平を言いたくなるのもわかりますよね。
今後、スポーツ界の男女の線引きはどうなっていくのでしょうか。なくなっていくのでしょうか。その辺も注目していきたいです。
もしかしたら、未来では、
「スポーツは男女別に行うもの」と言ったら、笑われる時代になってしまっているかもしれません。
ではでは
性別があいまいな世界になったら、トイレとか、いろんな社会的構造を変えないといけなくなると思います。