コレステロールの印象が変わる。

健康ネタの好きな私には見逃せないニュースです。脳卒中や心筋梗塞(こうそく)の発症の危険性を高める「悪玉」とされるLDLコレステロールは、低いほど死亡率が高まることが、わかったそうです。約2万6000人を平均8・1年追跡し、死亡率や死因との関係を調べたそうです。その中のひとつのデータとして、脳卒中や心筋梗塞など心血管疾患による死亡率に限ると、男性では180ミリグラム以上になると死亡率が上昇するというものや(女性はほとんど関係ないそうです。)男女ともLDL値が低いと、がんや呼吸器疾患による死亡が増え、全体の死亡率が高くなったというものがあります。発表をした大櫛教授はLDL値の適正範囲を「男性100~180ミリグラム、女性120ミリグラム以上」と提案。(次回の健康診断ではよくよくチェックしましょう)また、「適切な範囲にあるLDL値を下げ過ぎる危険がある。コレステロールは人体に必須の物質で、少ないと免疫機能が低下するため、死亡率が上がるのではないか」と話しているということです。またひとつ私たちの常識が覆りましたね。悪玉コレステロール、この名称と概念自体が議論になることは間違いないでしょう。過剰なまでのコレステロールの制限の危険性は結構昔から言われてましたが、莫大なデータによって裏づけされたということで、さあ、みなさん、新たな事実を踏まえて、また歩き出しましょう。
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アミ:「おらもコレステロール適度に摂取しなきゃ。ご飯ご飯、へへへ。」
私:「ただ、食べたいだけだろ?」
日本人のはまる健康の落とし穴 「メタボ」「血液ドロドロ」「コレステロール」「アンチエイジング」…みんな怪しい! [別冊宝島1506] (別冊宝島 1506) (別冊宝島―ノンフィクション (1506))

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